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あこがれたマロンシャンテリーをついに。

ずっとあこがれていたデザートがあります。それが、東京會舘の「マロンシャンテリー」。1950年ごろ、東京會舘の初代製菓長・勝目清鷹さんが、日本人向けにモンブランをアレンジして発案したと言われているデザートです。

こんにちは、のんです。

きっかけは、この記事。読んで、心奪われました。

見ただけでも、うっとりする真っ白な姿。マロンペーストとクリームというシンプルな構造。美味しくないわけがない……! 本物はどんな味なんだろう。いつかこの「ごほうびのマロンシャンテリー」を食べたい。

想いを馳せ続けて幾ばく。ついに味わう機会が……! コーチング仲間の新しい門出をお祝いする、そのおめでたさにちょっと乗っからせていただいて。「マロンシャンテリーを食べよう!」と今日を迎えました。

皇居のすぐそばにある東京會舘・ロッシニテラスに足を運ぶ。メニューを見ると、通常の「マロンシャンテリー」の下に、「プレミアムマロンシャンテリー」の文字を発見。3秒ほど考えて、後者を食後に注文しました。

ランチにプレーンオムレツカレーをいただき(これもとんでもなく美味しかった……)。ついに、その瞬間が……!

神々しいマロンシャンテリーのお姿……!

ひっそりと隠れて見えないですが、このクリームの下にはドーム状に盛り付けられた細かいマロンペーストが控えています。その周りをうつくしく囲う純白のクリームが、まるでウェディングドレスのように華やか。

手を付けるのがもったいない……!と思いつつ、写真撮影を終えて、銀色のスプーンを手に取る。

そっと丁寧にクリームをすくう。口に運ぶと、なめらかで柔らかな舌触り。想像以上に、栗の香りが鼻に抜けていく。口角が上がるのを止められない。

半分くらいは、お互い黙々と食べてしまうほど夢中に。残り半分は、なくなってしまうのがさみしくて、ちょっとずつちょっとずついただきました。

妙に慌ただしい日々で摩耗していたけれど、会話も弾んで、「またがんばろう」と自然に思えました。

ほんとうに、「ごほうび」にふさわしいデザートだなあ。

ああ、上からの構図でも撮影しておけばよかった……。

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