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毎日note

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400字以上の毎日note(内容は雑多)をまとめています。2021年12月からはじめました。2023年5月8日から、土日祝日を除く週日更新です。
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2024年4月の記事一覧

再開を待つ

気持ちよくゴールデンウィークを迎えられそうで、安堵感がある。 なんとか自分の中で今日までに終わらせようとしていた仕事のタスクをすべてクリアした。休業期間中、頭の中に未消化のタスクがよぎることはない。 これを打っているいま、人身事故の影響で運転を見合わせている電車の中にいるけれど。運転再開を待ってる間がもったいなくて、文字をスワイプしながら打って、変換して、消して、を繰り返している。 ソワソワはしてるけれど、心配は少ない。一駅前のコンビニで、明太子と高菜、唐揚げが入ったば

2024年4月25日(木)「リストに『パスポート』とメモする」 #3月2日生まれの交換日記

4月9日の日記で、さきちゃんが永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』を購入したと書いてくれていてうれしい。「哲学対話に関心がある」と以前会ったときお話ししてくれたので「これは!」と思い勧めました。もしよければ、この場でなくてもいいので、いつか感想とか教えてください。 しんちゃんの4月20日の日記では、「自分のやりたいことをしっかりとやって、なんとかかぞくみんなを守りきって、楽しく過ごしたい」とあって、自分自身のことと家族のこと、2つのテーマがしんちゃんの中でひしめき合っているん

意欲の鮮度が復活の兆し?

気になっていたスクールの資料が数日前に届いていた。A4サイズで、親指の幅より少し狭いくらいの厚みがある。いくつかコースがあって、なかでも自分の興味がどこのコースに含まれるのかあたりを付けるのも時間を要しそうだった。 届いたその日にザッと中身を確認したものの、「これはちゃんと読まないと」と思いつつ少し間が空いてしまった。 それがこの前、この新たな学びの件については、職場の上司に一度相談したいと思っていてのだけれど、たまたま時間を作ってもらえたので急遽資料を持参した。 いく

追い抜いていく猫

「あ、猫ちゃん」 喫茶店に寄った後の帰り道、脇の小道から、猫がてくてくと歩いている。彼は無類の猫好きで、猫を「猫ちゃん」と呼ぶところにその片鱗が見えるなといつも感じ入る。 猫が角を曲がり、少しの間私たちと並んで歩いているのを眺めていると、首輪をしているのが確認できた。飼い猫なんだね、と話していると、すぐに私たちを追い越していく。 先を行く猫に視線を向けていると、それも束の間、また別の脇道に逸れていってそれきり姿は見えなくなった。今年の3月中旬のことだ。 この時期、彼は

ここは信じる力の使いどころ

悪いことは疑っていいと思うけれど、良いことは丸ごと信じたい。 良いこと、というのは新生活のこと。不動産屋さんのお力添えがあり、滞りなく物件審査が進み、入居可能日(家賃発生日)が希望の日程に決まった。 部屋の採寸をさせてもらう日も決まり、その日程というのが自分たちにとって一番理想とする日だった。ゴールデンウィーク中に家具家電についても話し合いたいと思っていたけれど、それが滞りなくできる日。 なにより物件そのものも、互いの希望がほとんど叶ったような場所となった。内見のときな

感情をテーブルに置いて眺める

「パスワードを3回間違えたので、ロックされます」といった文言がパネルに表示されている。一瞬立ちすくむが、「ああ、やっぱりそうなるか……」と項垂れながらマイナンバーカードを仕舞った。 住民票の写しが欲しくて、昨日の夜コンビニへ行った。マイナンバーカードがあれば、コンビニのマルチコピー機で印刷できる。 3年ほど前に発行してから初めて使うなあと思いつつ、懸念があった。4桁の暗証番号だ。事前にインターネットで取得方法を調べた時に必要なことを知った。えっなんだっけ。そういえばカード

ゆびさきにさくら

こぶしを握ったとき、手のひらに軽く爪を立てる。そのときの感触で、爪の伸び具合を確認している。 体感覚的に、今回は伸びるスピードが速いような気がする。まだネイルのデザインを変えてから1.5週ほどしかけいかしていやちご、爪先が少し鋭利で、刺さるような感覚がある。 爪は寒いときより暖かいほうが伸びるスピードが早まるそうだ。植物みたいに。ここ数日は通勤時に汗が滲むような日々が続いたから、その影響は確かにあるのかもしれない。ちょっと削っておかないと。 休み明け、今週の月曜日に、会

なにがモヤモヤさせるのか

今日は、よく歩いたこともあって疲れる日だった。かつモヤモヤする日だった。とくにモヤモヤの件は、早く解決したい。 端的にいえば、聞いていた話と違うぞ、ということが起こり参った。わたしにできることは現時点で正直無いに等しく、待つしかなくてどうしようもない。それがさらにモヤモヤを増幅させてしまっている。 モヤつきが生まれた一連のできごとを思い返しながら、自分は何に対してこんなに過剰にモヤモヤしているんだろうと、少しの間考えてみた。 まず自分は、とにかく「時間」に対して大切にし

書く習慣の模索をずっとしている

最近また、noteを書くのが深夜になってしまうことが増えてきたように感じて、その理由をぼんやり考えていた。通勤時の電車移動の最中にnoteを書けたらいいなあと思いながら、あまりうまくいった試しはない。 理由の一つに、座れることがある。行きだろうと帰りだろうと、振動がそうさせるのか、眠気が一気に襲ってくる。noteや、電波が繋がりにくい状況の場合はiPhoneの純正メモアプリを開きつつも、捗りにくい。 じゃあ立てばいいのではないかという話になるけれど、その状態で打つのはなん

好きになりたい場所を自転車で通った

足の筋肉痛を覚悟していたけれど、起きてみると思いのほかひどくなくてホッとした。昨夜の筋膜ローラーが少しは効いたのかもしれない。 昨日は生まれて初めての、本気の内見だった。およそ7時間かけて10件まわった。内見に関してほぼ経験値ゼロの自分からしても、かなり多いとおもう。「ありがたいけど大変だ……今日一日がんばろうね……!」と、彼とふたり、気合を入れて臨んだ。 途中、「自転車って乗れますか?」と不動産屋さんに言われてドギマギした。シェアサイクルをつかって次の物件へ向かいたいと

興味のある情報

もう数年前のことだけれど、祖母が介護サービスを受けることになった、と親から伝えられてから、街中で「介護」やそれに関連する言葉、情報がやたらと目につくようになった時期がある。 あとから、この現象には名前がついていることを知った。「カラーバス効果」と呼ばれるもので、自分が意識している情報が、自然と目に飛び込んでくることを指すという。 ようは、自分が興味がないこと、関心が低いもの、他人事に感じてしまうことは、無意識のうちにスルーしてしまう。人は自分にとって興味があることじゃない

とりあえず文字を

ああ、め、めんどうだなあ。 「noteを書く」の緑色のボタンを押して、新しいページを立ち上げながら思う。 「めんどうだ〜……」は、しょっちゅう頭の中によぎってしまうけれど、それにはグラデーションがある。特に濃い日があったりして、それがこれを書いているいまこの瞬間だ。 何も浮かばないぞ、という感覚が色濃く出る。一日、決して何もなかったわけではないのだ。 と、ここまで打ってみて思い出すのは、先日読んだ品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さんの『キリンに雷が落ちてどうする 少し考え

小学生以来の交換日記をはじめる

「3月2日生まれ」の3人による交換日記『 #3月2日生まれの交換日記 』を、noteにて公開することになりました。 わたしもここ(毎日note)の延長線上で投稿します。 「はじめに」として、メンバーの一人であるさきちゃんがnoteを準備してくれました。ぜひ読んでもらえたらうれしいですし、すでに日記の投稿も始まっています! メンバーは自分のほか、さきちゃん、しんちゃんとご一緒します。 2人とは、同月日の誕生日であるほかに、オンラインのコーチングスクールTHE COACH

現実味を帯びていく日々

「家を出る」ということ、「他人と暮らす」ということについて、どんどん現実味を帯びているなと感じる日々。 そういえば、このnoteを書いて3カ月以上経っていた。 ここで「ふたり暮らしのことは、まだまだ机上の空論レベルだ」と書いていたけれど、遂に生まれて初めて本気で内見する日が決まった。楽しみな気持ちが大きいのだが、その裏側にはぴったりと不安や緊張などといった気持ちも縫い付けられているなと感じている。 まずは生活の基盤となる家探しが先決ではあるものの、気が早いがその先のこと