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中学受験体験記

最近プロセカを始め、はまりすぎて課題が終わりそうにないぞっこです。先日出校日があり、そろそろ夏休みも終わりです。

作文を書くのは大得意なのですが、読書感想文となるとそうは行きません。思ったことを言語化するというのは、なんと難しいことか!特に私は、本を読むと心にダイレクトアタックなので、その気持ちを言葉に落とし込むのがとても苦手です。対人関係をうまく築くためには必要不可欠な気がしますが、どうしても苦手なのです。そのせいか、他人と気持ちを共有できないことがよくあります。

ということで、noteを投稿している場合ではないですが、今回は中学受験の体験を書こうと思います。もう3年前なので、曖昧な部分もありますが、ありのままを書いたつもりです。
子供も意外と思うことがあるんだな、くらいに読んでくださると幸いです。

中学受験をするきっかけ

発端は、父でした。

私は元々勉強が好きです。詳しく言えば、知的好奇心が強いというか、何でも知ることが大好きです。小学生のときは教科書を配られた途端、全部読み漁っていました。学校も大好きでした。授業は簡単で、面白くはなかったです。つまらないし、知りたい欲は溜まる一方だし、とにかく平凡な毎日でした。
そんな私を見て、こんな選択肢もあるよ、と教えてくれたのが父でした。

はじめは、遊ぶ時間がなくなるのが嫌で、受験はしないつもりでした。しかし、父に話を聞き、自分でも調べていくうちに、このままだと中学校でも今と同じように楽しくないかもしれない、と思い直すようになりました。そこから、父と一緒に中学受験について調べ、またそれほど多くない県内の私立中学校の情報を集めました。
また、友達で中学受験をする子が二人いたため、その子達にも話を聞きました。(実体験聞くのは本当に大事だと思います。)その中で、いくつか良さそうな学校を見つけました。小学生ながらその学校の教育理念や、授業のカリキュラムを見て、行きたいと思うようになったため、受験を決意したのです。

父が初めて教えてくれたのが4年生の夏、受験を決めたのは4年生の冬でした。塾に入ったのは更に後で、5年生の春です。
このとき既に、他の受験生に遅れを取っていることはわかっていました。ですが、行きたいという思いと、私ならできるという根拠のない自信を持ち、私は中学受験の世界に飛び込みました。

両親が選択肢を与えてくれたこと、また私に決定権を持たせてくれたこと、今思えば感謝しかありません。

受験生としての生活

5年生の春から塾に通い始めたわけですが、はじめは本当に後悔の連続です。本来中学受験の勉強は4年生から始めるので、どこの教科書も問題集も4、5、6年生と3冊あるのです。それを、2年間で完璧にしなければなりません。そう塾長さんに言われたときは早速やる気が失せました。今まで、まともに机に座って勉強したことなんてありません。

塾の日数を決めるとき、私は母と相談し、週2日にしました。マンツーマンの塾なので、集団塾よりは早く進みますが、それでも2日は少ない。私のやる気の問題でしたが、今思うとこれくらいが自分には合ってたのだと思います。
結局、受験直前に週3日になっただけで、2年間ずっと1.5時間×週2日でした。

通い始めても、あまり生活は変わりませんでした。私が望んだことなのでいいのですが、父はいつも誰よりも心配そうでした。
学校から帰ってきたら、ランドセルを放ってそのまま遊びに行き、塾の時間になると母に迎えに来てもらい、そのまま塾に行ってました。家に帰ると、塾のバッグも放って、ご飯を食べて寝るだけ。塾は週2日のくせに、6年生の夏休みまで机に座りませんでした。受験生時代より、今のほうが全然勉強しています。

5年生の夏休みは1日3時間×2週間塾があり、6年生の夏休みも変わりませんでした。よくそんなに余裕でいられたものだと、今になって思います。

そんなこんなで、気づいたらもう6年生の冬休みです。そろそろ受験だ、とやっとやる気を出します。この冬休みは、怒涛の2週間でした。今思い出すと、高校受験がない中高一貫校に大感謝です。
本当に大変でした。私は自室のほうが集中できるとわかったので、塾はあまり入れずに家で勉強しました。両親はときどき様子を見に来るだけ。私が、お願いだから放っておいてくれと言っておいたのです。元々ひとりで妄想にふけってしまうような感じだったので、孤独でも大丈夫でした。

勉強ばかりの冬休みを終え、受験を迎えました。

受験生としては本当にゆるゆるとした生活でした。私の場合、第一志望の学校は偏差値で決めたわけではないので、模試では合格圏内にいることが多かったです。なのでこんなに余裕を持てたのだと思います。そして、両親ともに放任主義で、勉強について叱るようなことがなかったのも大きかったと思います。自由に勉強していました。

まとめ


こうして、自分でも驚くくらい、一瞬で中学受験は終わりました。
私は今、第一志望の中学校に通えています。あのときの頑張りがあったのだなーと思うと、過去の自分には感謝です。


他にも話したいことがたくさんありますが、どうしても夏休みの課題が終わらないのでこの辺にしようと思います。
また、中学受験に関する話題や、自分のことについても話していくつもりです。



ここまで読んで下さりありがとうございます。
これから投稿していく中で、またお会いできることを楽しみにしております。



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