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会社の選考にケチつける奴はアホ

「なんなんだあの会社は。ありえない。」

彼は怒っていた。

就活の面接で、圧迫面接をされたのだ。

自己PRは、そんなの普通じゃない?と突っぱねられ、
自分のことにはろくに興味も示さない。
こちらが一生懸命に話しても無表情で上から目線。

入りたい会社だったのに。
あんなやり方で優秀な学生を採れると思ってんのか?
考えれば考えるほど怒りがこみあげてくる。

別の会社では、当たり障りのない簡単な問答
え?これで終わり?と思いながら解散
翌日あっさりとお祈りメールが届いた

これだけで自分の何を分かったつもりでいるんだ!?

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さて、彼は災難だったのだろうか?

いや、彼はラッキーだ。

だって、入りたかった会社が残念な会社だと
いち早く気づくことができたのだから。

逆に、もし彼が別の面接官に当たって、
内定をもらって入社していたらどうなっていただろうか。


彼は幸せになれただろうか?


僕は以前、「面接は落ちるためにある」という記事を書いた。

面接は自分に合う会社をフィルタリングする作業だから
合わない会社にはむしろさっさと落としてもらった方がいいという内容だ。

説明会や面接などであなたの感じる違和感や不満は
あなたの会社とのミスマッチが垣間見えた瞬間だ。

例えるなら、スマホゲームのダウトを想像してほしい

ダウトとは、婚活パーティーで出会った9人の男から
噓つき男を見抜いて本当の運命の相手を見つけるゲームだ。

9人の男たちは皆絵に描いたようなハイスペックイケメンだが、
実はDV男だったり、ギャンブル男だったり、不倫していたりする。
そしてふとしたときにボロを出すのだ。

就活も似たようなところがある。

もちろん10社中9社が噓つき企業ブラック企業というわけではない。

だが最後に結ばれるのは1社だけだ。
せっかくなら自分に合った1社と結ばれたいはずだ。
そして、自分に合った1社と結ばれることに全神経を集中させるべきだ。

ならば、合わない会社のことを考えている場合ではない。

面接で塩対応された、最悪だと思うのではなく、
ダウトの証拠みーつけた とでも思えばいいのだ。

Twitterや就活メディアなどの記事は、
就活で嫌いになった企業だの、どの会社がムカつくだの、
こんな選考のやり方はおかしい!だの、
そういう愚痴や憤りのコメントで溢れている。

はっきり言おう。そんなこと考えてる奴はアホだ。

あなたにはそんな会社に構っている暇などない。

地雷企業は、心の中でダウトみたいに思いっきりビンタしたら
さっさと忘れてしまえばいい。

そしてあなたは、運命の相手を見つけることだけに
一生懸命になればいい


世界に一つだけの弊社
なんちって。

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