自分で決める、意志を身に付ける

こんにちは、繊細さんです。
今週は雨の日が多く、あの「雨上がり決死隊」も解散するというニュースもあり、今週のキーワードは「」だった1週間だと感じました。

今回、取り上げる内容は

選ぶ力を養う、自分で決める

です。

私は1年前に、学童保育の指導員としてアルバイトをしていました。
コロナ禍で人と接する機会も減り、子どもたちも日々見えない敵と戦っていました。

さらに、梅雨や雨ばかりの日が続くと、室内で遊ぶことがあるのですが、
とても退屈な時間になります。
今の子どもたちは、スマホさえ与えていればYouTubeやアプリ、Switchのようなテレビゲームをして遊ぶことが多いです。

しかし、私はこれについて疑問が生まれました。

子どもの認識として
「スマホ=おもちゃ、ゲームの一部」になっていないか?

親としては子どものしつけの道具として、スマホを与えていると思いますが、子どもにとってはこのような認識を植え付けられるのではないでしょうか?

その結果として、自分たちで考えて遊ぶ「オリジナルゲーム」というものが存在しません。つまり、考える力がますます衰退傾向にあると言えるでしょう。

そこで、自分で決める力として、私はボードゲームに焦点を当てました。
ボードゲームは、
相手の戦略を見ながら頭を使うこと。(考える力)
ルールを覚え、友だちに教えること。(記憶の定着)
順番を守って、みんなと一緒に遊ぶこと など
たくさんの力が身に付きます。

さらに多くのボードゲームを準備することで、
自分が遊びたいゲームと友達が遊びたいものが違っていた場合、
「最初に、僕のをやってから、次に君のをやろう」と言った感じに
話し合いで解決する、交渉する力も身に付くと私は感じます。

デメリットとしては、指導員の負担です。
指導するスタッフもルールを覚える必要があります。
そのため、ルールが単純であることが大事になります。

そこで、私はアウトプット力(相手に伝わる力)を上げるために、
小学生でも「分かりやすい」ルールブックを作りました。

しかし、ルールブックを作ったのですが、あまり読んでくれませんでした…
やはり、今の子どもたちは読解力が乏しいのでしょうか?

ルールブックは作ったものの、結局は口頭で分かりやすく説明しました。
「○○くん、それは違うよ。△△ちゃん、こうだよ。」と
ああでもないこうでもないと言いながら、試行錯誤しながら遊ぶ姿は、
個人で遊ぶネットゲームとは違う子どもの意外な一面が見えると感じます。

多くのボードゲームがある中で、オススメのボードゲームを2つ紹介して、終わります。

1. STRIKE(ストライク)

画像1

たくさんのサイコロを使うゲームです。

【ルール説明】
場にあるサイコロの目 = 自分が投げたサイコロの目のとき、
自分のものになる。
目の一つに×があるため、その場合は除外されます。さらに、場にサイコロがなくなると、次の人が持っているサイコロ全てを投げるというハラハラ要素もあります。詳しい遊び方はタイトルをクリックしてみてください。


2.トマトマト

ト(戸)、マト(的)、マ(魔)、トマト、ポテトと書かれたカードと
1~3の目が2つずつ書かれたサイコロで遊ぶことば遊びのボードゲームです。

【ルール説明】
サイコロを投げ、出た目の数だけカードを引き、その後出ているカードを読み上げていきます。もし、読み上げていくときに言葉がつまった場合、欲しいカードを取るのですが、ここで「トマト」を作らなければなりません。

トマトのつくりかた
1. トマト
2. ト + マト
3. ト + マ + ト  ということになります。


カードが増えれば増えるほど、言いにくくなりますが、
その言いにくさが楽しさです。

最後に
コロナ禍で外出自粛と言われ、家の中で退屈な日々を過ごしている方が
多くいらっしゃると思います。
ボードゲームは高額なものにはなりますが、
テレビゲームやスマホとは違う楽しさがたくさんあると私は感じます。
人との心の距離は密になっていいと思います。

本日も拝読してくださり、ありがとうございます。
みなさんの知っているボードゲームは何ですか?
今日もいい日になりますように!

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