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【メルボルン奮闘記】こっちに越してきて、今1番あったら嬉しいもの

今欲しいものを聞かれたら即答できるものがひとつある。ショッピングカート・キャリーカートである。ただ誕生日が近いからといって、それを誕生日プレゼントにされたらちゃぶ台をひっくり返す。

新生活も落ち着いてきた今、ようやく私の1週間のルーティーンも定着してきた。インドア派なので、毎日外に出るとすぐ疲れるので1日ごとに外出している。スーパーへも1回で大量に買いたいのが本音だ。冷蔵庫が大きかったら、日曜日に1週間の食材をまとめて買いこむという生活がしたいが、我が家の冷蔵庫はミニモニサイズである。

このミニモニ冷蔵庫が巨人・かみなり君(彼)と食いしん坊な私の1週間分の食材を冷蔵できるわけもなく、買い物袋(大)1つだけを片手にスーパーに通っている。けどカゴいっぱいに買うので、帰り道は過酷だ。ピラティスの帰りにスーパーに行く日は、気合いを入れないと荷物の重さに涙が溢れそうになる。エースをねらえのトレーニングぐらいきついと言おうと思ったが、水は飲めるのでマシであろう。

我が家には車がないので、買い物に行くと歩いて帰るか、トラムで帰らないといけない。そもそも私は運転ができないので、あっても毎日の買い物に使えないんだけれども・・・笑。だから、食料品の買い物は体力勝負なところがある。

ニュージーランドにいる時は、友達が「使ってないキャリーカートあるから、あげるよ!」と、譲ってくれた。ありがたや。ランボルギーニと命名し、コロコロ転がしながら近くのスーパーに通っていた。それもあってか、今とってもキャリーカートがほしい。

メルボルンに来てからいろんな種類のキャリーカートを見かける。

私が持っていたようなキャリーカートから、「え、それって店のじゃないんだ?!」みたいな洒落たショッピングカートまで。それだけでびっくりなのに、コストコに行くと台車で買い物している人は毎回見かける。果たして台車の人が毎回同じ人なのか、それとも台車でショッピングが普通なのかは謎。

買い物するたびに筋トレ

欲しい欲しいと言いつつ、こういう「あったら嬉しいけど、なくても生きていけるもの」って買うのに躊躇してしまう。

例えば他にも、シートマスク、ランプ、キッチンに置くカート・・・。これらは全部100ドル、なんなら50ドル以下で買えるものなのに、なぜ躊躇してしまうのか?!必要っちゃ必要だから、無駄遣い・・・ではないのに「まあなくても生きていけてるし」と割り切って買っていない。

けど、こういう小さいものって意外と毎日のQOL(生活の質)を上げてくれるものじゃないですか!(笑)大したものじゃないんだけど、ちょっと便利になる・・・ダイソーや3コインズの便利グッズみたいな!なのに、自分に厳しく(?)なってしまう。

彼ことかみなり君に言ったら、絶対「買いなよ」って言うんだけど、そうじゃない。私が買うのに悩んでしまうから、勝手に買ってきてほしいという乙女心なのだ。これ、読者の方で自分のパートナーとか家族が「ほしいけど、どうしよう〜」みたいな風に迷ってたら買ってあげて!私の分まで!

面倒くさくてごめんだけど、乙女心ってそんなもん。

だが、このキャリーカートには実は落とし穴があって・・・。キャリーカートを買い物する場所まで運ばなきゃいけないということ。メルボルンCBDの凸凹道を、ショッピングカートで移動するのは大変そうだ。と、なると買うのは以前持っていたようなランボルギーニ(*イラスト左上の小さいキャリーカート)。

他に、どこに収納するのか問題。我が家は1ベッドルームな上に収納スペースが少ない。どこにしまうのがベストなのか・・・。悩む。やっぱりあっても邪魔なのかキャリーカート?!と、いうような堂々巡りを繰り返しているここ1−2ヶ月。・・・やっぱり、キャリーカートは買わなくてもいいかな?かみなり君、ごめん、やっぱり勝手に買わなくていいかも!

女心と秋の空とはまさにこのこと。




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