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スクールカーストに振り回されていた話

中学生の頃、
バド部やテニス部の女の子には
だいたい彼氏がいたし、
サッカー部は明るい人気者ばかりだった。

メジャーどころのスポーツ好きな人って
全員1軍では?偏見?

文化部系でも吹奏楽部員は
1軍に入れる人もいてちょっと羨ましかったな。

結局は個々の
コミュニケーション能力によって
決まってただけか。

小学校卒業と同時に
別の地域に引っ越した私は、
知り合いが1人もいない状態で
新生活がスタート。

持ち前の人見知りが大爆発で
友達を作るのも一苦労だった。

当然1軍2軍なはずもなく
3軍以下認知されていない
そこらへんの軍団員(?)。

中学時代の私は
メガネをかけていて
かしこそうな雰囲気を醸し出していたので、
勝手に
勉強ができる真面目な人
だと思われていた。
(確かに周りの友達はしっかり勉強ができた)

私は実際勉強もできないし
運動もできなかった。
(試験勉強用にノートを綺麗に書き直す事こそが
勉強だと言い聞かせていた)
(球技と大縄跳びが死ぬほど嫌いだった、
自分のせいでみんなに迷惑かかるのが
耐えられなかった)

「ヤンキーに見えて実は秀才でした」
みたいな主人公側の人間とは真逆で
残念ギャップモブって感じ。

私がドラマの中の登場人物だったら
生徒①、いや生徒⑥くらいの
エキストラ。

同窓会の思い出話で
そんな人いたっけ
って真っ先に忘れられるタイプ。

急に卑下三昧すしざんまい(?)。

当時、
文通している他校の友達に
上位の軍(上位の軍?)だと思われたくて、
1軍の女子が使うような
文字の書き方をしていた。

「まぢ」とか「ケド」とか「だよNe」とか。
(時代を感じる言葉遣い)

文字だけで
1軍は表現できないんだけど。

乱用しすぎて逆に不自然だったかもしれない。

エセ1軍ぶるほど
当時は1軍である事が
正義だと思っていた。

今となって考えてみると
決して1軍になりたいわけではなかった。

性格が内向的なので、
クラスの中心人物とか
ワイワイ騒いで目立つ
というのはむしろ避けたい。

かといって
誰とも口を聞かず
いつも1人でいるような
孤高の存在というわけでもない。

これといって印象に残らず
存在感が薄く
圧倒的その他大勢感

そんな何者でもない自分が嫌だった。

持ち物を他の人と被らせたくなくて
変わったガチャガチャを集めていたり、
周りの女子が
ジャニーズやEXILE系の人にハマる中、
私は陣内智則さんにどっぷりハマり
ルミネtheよしもとに通っていた。

そんな嗜好がさらに
「自分は他の人と違う」
(すなわち特別な存在だ)という
気持ちを加速させていたのかもしれない。

そんな小手先の努力(?)では
何者かになれるわけもなく…。

「自分は特別な存在だ」と思いたいのに、
それとはかけ離れた地位にいる事が
耐え難かった。

厨二病をこじらせているから
いまだに「自分は特別だ」と
思わずにはいられないのかもしれない。

何やかんや経験するうちに
自分の立ち位置を卑下することもなくなり、
なぜかわからないけど
今はそこそこ自己肯定感が高い。
(周りにたくさん
甘やかしてもらったからかもしれない)

結局
まだ何者にもなれていないんだけど…。

まあ大した努力もできていないのに
何者かになろうだなんて
そもそもの考えが甘すぎる。

同窓会があったら
周りがざわつくような
それはそれは偉大ですごい人(※語彙)に
なってる予定だったんだけど
とりあえず30歳時点では無理でした。
(そもそも同窓会の連絡が来ない場合)

40歳に期待。

それまでに変われるかな。
変わりたいな。

"人は何者にでもなれる。いつからでも。"
という中田のあっちゃんさんの言葉を胸に
今日も生きていきます。


←To be continued…


※こちらは
何者かになりたいのに
何者にもなれずに大人になり、
もがきつつも
何やかんやで楽しく生きてる
アラサー女の
心情吐露スポットです。

何者でもない私の
日々思うたわいもない話
よかったら聞いていってください。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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