葦会#03 小川公代「ケアの倫理とエンパワーメント」を読む
F:選書担当、Y:レポート担当、参加者:N、K
#03は小川公代著「ケアの倫理とエンパワーメント(講談社)」を対象に葦会を開催。小川氏は論考において、文学作品内の登場人物たちが抱える悩みや葛藤を借りて<ケア>の概念にアプローチする。当日の葦会では、著作内で扱われる豊富な文学作品とそれを解釈するケアの哲学との交錯に、葦会メンバーは都度翻弄される。とは言いつつ、四者四様の立場や背景を以って、論考に対しての考えを擦り合わせと議論の場をつくることができたと思う。
本編に行く前に…数