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精神科急性期作業療法

精神科の急性期は、教科書的に言うと安静が大切だと言われていますが、実際は作業療法を実施している病院もあります。

もちろん、最初は薬物療法で安静を保つことが大切です。ですが、回復過程は人それぞれ。全ての人が同じ回復過程を送るとは限りませんよね?

作業療法を実施することでリラックス出来たり、気分転換が出来たりと様々な治療効果があります。また、精神科の作業療法は、他の領域とは違い、集団を相手にします。その集団を上手く治療的に使うことが私達に求められるのです。

人は皆、知らず知らずの間に集団の中で生活をします。例えば、幼少期。保育園や幼稚園、小学校に通いましたよね?最初は小さな集団でも、その中でリーダー的役割を担う人が出たり、縁の下の力持ちのような存在の人が現れます。

それは大人になっても同じ。職場や、病院の中でも集団は存在します。精神科OT(OT=作業療法士)は、集団力動を使うことで治療効果が倍増しますし、腕の見せ所でもあるような気がします。

今後、精神科OTはどのようなことをやっているのかをこのブログで伝えていけたらと思っています。乞うご期待。



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