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【温泉一人旅】石和温泉「旅館深雪温泉」で夏のぬる湯を満喫
去年、花巻の鉛温泉(藤三旅館)の足元湧出湯に出会ってからというもの、気になって仕方がない…源泉かけ流し!!
温泉ではゆっくり読書がしたいので、一人旅もいいんじゃないかなあと行くたびに思っていて、6月末に連休がとれたのでまずは1泊2日で決行することに。
さてどこに行くか…。
・都内から行きやすい(2~3時間くらい)
・暑いので温湯がいい(40度以下くらい)
・源泉かけ流し
・できれば部屋で虫に会いたくない
調べたところ、山梨県石和温泉に、源泉かけ流しの「深雪温泉」さんがあるらしい。アクセスもいいし、初めての一人温泉旅にぴったりだ。
行きも帰りも「特急かいじ」に乗って。窓も大きくて空いている。出かけたい!の気持ちの中に、「電車で移動したい」も結構あるなあ。(ちなみにけっこう揺れてちょっと乗り物酔いしてしまったので、苦手な方はご注意を。)
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駅前のイオンで夜ご飯を買っていこうと思ったけど、食べたいものを見つけられず…。石和温泉地域(というか山梨)はシャトレーゼが勢力を強めているようで、駅前におしゃれなシャトレーゼを発見。おやつにチーズケーキと、朝ごはん用にアップルパイを購入。
歩いて15分ほどで、本日のお宿「深雪温泉」さんに到着!15時少し前についてしまったけれど、スムーズにチェックインさせていただけた。一番乗り。
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お世話になる306号室。一人には十分すぎる広くてきれいなお部屋。
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深雪温泉さんは【熟の湯】(源泉温度36度)と【完の湯】(源泉温度50.8度)という異なる2つの自家源泉が大量に湧き出しているとんでもない宿。広い内湯と露天がある「柿の湯」と、小さめの「ももの湯」、貸し切りの「ぶどうの湯」がある。15時~19時までは女性は「柿の湯」ということで早速入浴!
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柿の湯の露天風呂は、奥に熟の湯、手前に完の湯が注がれていて、真ん中でちょうどよい温度(40度くらい)になっている。奇跡か…?真ん中と完の湯付近を往復しながらのんびり。ほとんどずっと一人でぼんやり。
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湯上りもなかなか汗が引かず。19時までに2回、柿の湯に入れた。体はしっかり洗ったはずなのに、2回目を終えてあがろうとしたら、皮膚がボロボロ剥がれるという大事件が発生してびっくり。調べてみたら、アルカリ性のお湯はお肌の汚れを綺麗にしてくれるらしい。すごい。つるむけ卵に生まれ変わり、夕食へ。
夕食は歩いて5分のところにある「ほうとう小作」さんで「おざら」(つめたいきしめん)を。塩分不足も合わさって、ちょっと濃いめのおつゆがおいしい。調子に乗って天ぷら付きにしてしまったけど、ボリュームたっぷりだったので我慢すればよかったな、反省。ごちそうさまでした。
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ちびっこに「一緒に食べてあげようか」と言ってもらう。ありがとう。
帰ってきて、また温泉。夜は「ももの湯」。ももの湯の露天風呂は温度調節がされていて、ぬるーくて、ちょうどここちよい。欲をいうとお湯の感じや温度を楽しめるので「柿の湯」の方が好き。
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(撮影NGのため、公式HPからお借りしました)
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ぽかぽかのまま読書。お部屋のお布団のマットレスが凹凸があって寝心地最高だった。しかし、隣の部屋の方が夜中におそらく落語を爆音で流しており、なかなか寝られず(最初何かわからず、お経のようなものがずっと流れてきてめちゃくちゃ怖かった。そのうち慣れて子守歌っぽい気持ちになった。)壁は薄いので、騒音はお互い注意かも。
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朝はだらだらと起きて、「ももの湯」に2回入り納め。ぬる湯の朝風呂、気持ちいいなあ。素泊まりだと、温泉に入る時間がすべての中心で、なんだかとってもいい感じ。
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帰りにお土産がみたくて、近くのワイナリー「モンデ酒造」さんへ寄り道。
試飲もさせてもらえるし、ご当地お土産や小さいサイズのワインもたくさん。チェックイン前に来ればよかったなあ。また来たときの楽しみに。
試飲したワインがおいしくて、駅前のワインサーバーも覗く。楽しい。
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電車の時間まで足湯に入ったりワインサーバーを見たり本を読んだりしてだらだら過ごし、早めに帰宅。もったいないかな、と思ったけど無理せず帰って来たのがちょうどよかったな。
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源泉かけ流しの温泉はやっぱり、気持ちいいなと再確認。キシキシしないのかな、とか温まり方が少し違う気がするな、と少し言語化できてきた。もう少しとろっとした方が好きかな?とか自分の好みがあるぞ!と少しずつ分かってきて、これからの温泉巡りが楽しみ。温泉一人旅、定期的に癒されに行こう。
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