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龍さんフェニックスマネーに刺激を受けた(笑

こんにちは。Zunちゃです。

龍ちゃんのカッパ館さんがフェニックスマネーという面白いアイディアで日本経済の再活性化を提案していて刺激を受けたので徒然と。

龍ちゃんのカッパ館さんがフェニックスマネー

龍さんのフェニックスマネーは簡単に説明するとゲゼルマネーです。ゲゼルマネーなんだけど何度も復活するからフェニックスマネー。すごいアイディア。そしてネームセンス。


実は私も国内経済を守りながら、円安、インフレ→国債価格を漸減させるにはもう一つ別のマネーが必要だと思っていて、そこに仮想通貨が使えないか考えてました。

ここは単なる例として聞いて欲しいですが、仮想通貨のビットコインは上限発行数量が決まっています。今も発行は少しづつされていますが(マイニングと言います)、4年に一度半減期というのが決まっていて、発行される量が半減していくんですね。資源と同じで採れる量が決まっていて、段々と採れなくなってくる。これがデジタルゴールドと言われる所以です。
つまり円と比較すれば、円は金利がついて買い物がすぐできる、ビットコインは金利はないけど希少性が上がっていくけど不便、と言えますよね。(非中央集権とか面倒なのはここでは省略)ちなみにビットコインのATMは世界で37000台あるそうです。主に米国、カナダ。もちろん引き出しはビットコインを換金してドルで引き出しです。

こんなことを考え始めたのは、積極財政もMMTも緊縮も、インフレに入った現日本において持続性が見出せないからです。

まずは現状分析

1 国債1200兆円
2 インフレが起こり始めた
3 社会保障費は増え続けている
4 労働人口が人口ピラミッドを見ても減る兆候がない
5 GDPも全くダメ。おそらく今後はもっとダメ。
6 有事の円が、ウクライナでは逆に円安に動いた。
7 国民も企業も不安を抱え、自信をなくして、現金を抱え込んでる
8 結果、黒田バズーカで緩和しまっくったけど(お金を使わないから)通過流通速度が落ちて20年間GDP伸びず
------------------コロナ-----------------
9 日米金利差で長期国債金利上昇
10 これを日銀が無限買いオペで金利抑え込み、もっと国債を買い込む
11 FRBは0.5%づつ利上げ。インフレ止まるまで。
12 もっと金利差膨らむ(実際過去にないくらいのスピードです)
13 日本で輸入物価上昇によるインフレ加速
14 え?日銀も政府も、もしかして国債金利上がるとやばい?利息負担デカすぎ?
15 あーインフレ止める方法ないじゃん。
16 コール市場もやばいな→銀行大丈夫か?

私の結論→マネーストック増やしても効果なし。手立てなし。インフレ止まらず。名目給与は上がっても実質給与は下がる。オワコン。。。

10年後、20年後、30年後、日本経済(GDP/GNP/GNI)、市民生活、物価、負債残高、為替、社会保障費負担がどうなっているか誰も教えてくれません。どなたかシミュレーションしてくれないでしょうか?(笑
(日経SEEDSの簡易シミュレーションはご勘弁)

話が随分とそれました。ここからは龍さんのフェニックスマネーからヒントを得て私が勝手に考えた内容です。批判は一切受け付けません。単なる妄想なんでw

STEP1

フェニックスマネーは政府通貨としてシニョリッジとして発行。だから負債側はゼロ。30万を国民に配布。有効期限は1ヶ月。翌月1日にリセットされて復活。つまり取っておいても仕方ない。1ヶ月使い切りマネー。ただし政府から「期間限定。財政立て直し、経済立て直しが目的」と明確に宣言する。一番まずいのはフェニックスマネーの味を覚えた国民が、やめられなくなること。だから止める判断も明確にしておくのが大事。

30万円だとほぼフェニックスマネーだけで普通の一般の人は生きていける。ただ富裕層の贅沢していた人には足りない。そういう人には円を使って貰えばいい。給料は円だから。
一方でフェニックスマネーは国内の市民でしか使えない。企業間、国際間は円。給料も円。

STEP2

相対的に円の売買が減ることと、フェニックスマネーのシニョリッジによっておそらく急激な国債格下げ円安、長期国債の金利上昇が起こります。フェニックスマネーは国内限定の通貨なので毀損はしない。でも富裕層はそれでも円は使うし、企業は円を使わざるを得ない。でも輸入品は円取引なので物価が上がりますね。なので国内インフレは間逃れない。

STEP3

住宅ローンとか円で払わないといけないものは、政府が補助する。補助は金利補助でもいいし、フェニックスマネー補助でもいいし、円での補助でもいい。銀行が一番やばいので当座預金の付利を増やす。

STEP4

店頭販売価格はフェニックスマネープライスと円プライスの併記。フェニックスマネーの方がお得になる(もちろん輸入物価の影響は受けるのでインフレにはなるけど、円で買うよりはかなりマシ)。そうなると市民はフェニックスマネーを優先して使いますよね。1ヶ月の有効期限だし。でも国民生活もしばらく苦しいと思う。

この間日銀としては利上げはしない。インフレ、円安は放置。

STEP5

政府は積極財政は不要。フェニックスマネーが既に積極財政。しかもシニョリッジだから借金なし。消費税も期間限定で廃止。年金も生活保護もフェニックスマネー。一律30万。シニョリッジで負債なしで社会保障できるのは財政的にでかい(1/3-1/4は社会保障費ですから)。円も必要だから足りない分は国債発行して日銀持ち。

STEP6

企業はおそらく輸出企業は相当潤うけど、内需関連の輸入企業は相当苦しい。ただフェニックスマネーの収入を円に変えるときに、差益出るはず(国内為替みたいなもんだから)。そして消費が相当活発化するので、トントンかなー。元々赤字の中小は淘汰されちゃうかな。

STEP7

通貨価値としては、フェニックスマネーと比較して円安は格段に進んで、ドル円ベースで20倍(300円3000円近く)になったら、ドル準備金の半分の米国債をFRBに買い取ってもらう。(この頃になると富裕層でも円を使うことはできないくらいになってる。)FRBは買い取らざるを得ないのは、市中で売り捌いたら国債が暴落するから。そうすると大量の円が手に入る(このドル→円取引で若干円高になるが、ドル円の1日の取引量は約800兆円あるので、徐々に円に変えればあまり影響なし)。財政赤字をチャラにするには政府が持つ約半分の米国債でほぼ足りるはず。アメリカ政府との交渉がここでとても大事。

STEP8

そして徐々にフェニックスマネーをしぼませていく。円高、国債ゼロ(実際にはゼロにはできない。GDP比で30%くらいが理想かな)、格付けも上がって、あら元通り。円安中に輸出企業が儲かった分得してるかも。円高があまり進行しない、国債の価格が戻らない=長期金利が高いまま、などの場合は日銀、政府で対応。しばらくは内需テコ入れ。

汚い方法と個人的には思うので、世界中から恨まれる可能性も否定できませんが(笑

STEP8がイマイチなんですよね。もっと色々ありそうな気がします。特に金融関係。

終わり

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