【読書記録】ずるい考え方/木村尚義著
1.ゴール
最小の努力で最大の成果を出す考え方を学び、実践する
2.概要
ラテラルシンキングの身に付け方をまとめている本。
ラテラルシンキングは、ロジカルシンキングと同様
問題解決を目的として使われる。
ロジカルシンキングとの違いとしては、
ラテラルシンキングは順序や枠組みにとらわれず自由な発想のもと
思考の範囲を広げながら解決策を導き出すこと。
ロジカルシンキングは垂直に視点を向けるのに対し、
ラテラルシンキングは、水平に視点を向けて、解決策を考えていく。
読み手が分かりやすく理解できるよう、
自動車王ヘンリー・フォードが自動車を
普及させた例などを挙げて、ラテラルに考えるにはどうしたらいいか
を分かりやすくまとめられている。
3.感想
普段の自分がいかに狭い範囲内で思考していたかを実感できた。
特に、ラテラルシンキングで重要な
「一度、疑ってみること」「抽象化すること」の2点を
普段から意識的に実践していければ、
思考の範囲を広げることができ、
ボトルネックも解決策も見つけやすくなると思った。
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◆一度疑ってみることとは、
「それって本当に正しいの?」
「なぜ、こういうことをしているんだろう?」等
常識や先入観を捨てて、対象を考えていく。
◆抽象化することとは、
複数の情報に共通する要素を抜き出すこと。
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闇雲に問題解決に向かおうとせず、
最短で解決に向かえるように本書で学んだ
「一度、疑ってみること」と「抽象化すること」
を実践してしていくようにしたい。
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