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「文学フリマ」とは?特徴はメリットについてまとめてみました!☆予算はいくら?編☆

経済市場としての文学フリマ

文学フリマはもはや金融業界からも注目されている、非常に規模の大きな市場として機能しています。
2022年の経済効果は総額50億円以上にも及ぶとされており、これは平均的なサラリーマンの生涯おおよそ50回分になります。

そんな冗談はさておき「文学フリマにはいくら持ってけばいいんだい」って悩みますよね。
今回はなんとなーくの一冊当たり価格や私の平均出費を参考に、文学フリマの予算について考えてみましょう。

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一冊あたりどのくらい?

まずは文フリの価格帯を見てみましょう。

A5サイズの小説同人誌が、だいたい1000~2000円程度。基本的に価格はページ数に比例します。
例えばアンソロジーだと作品数が増えるので、ページ数も増えます。そこに作家のネームバリューも絡むと、価格はかなり上がりますね。
大手サークルのボリューミーな作品だと2500円や3000円の同人誌も見られます。

文庫版サイズになると500~1500円程度。300ページを超える小説になると2000円台も視野に入ってきます。文庫本で肉厚な作品はライトノベルに多いです。

格安な作品が多いのも文庫本小説に多いです。100ページに満たない薄い作品が100~500円程度で販売されています。

さて、ここまでの経験則を経た私見を述べます。
価格と質は比例しません。安くても最高に面白い作品はありますし、高くても楽しめない作品はあります。値段は質を計る指標にはなれません。

同人小説の価格はページ数に基づきます。そこにプラスして印刷時のオプションによって値段が異なることもしばしば。
例えば、全ページフルカラーの作品、表紙にカバーや帯が付いている作品、表紙イラストに箔が押してあるものです。文芸界隈では、どちらかというと作者のこだわり的な側面が大きいですね。
コミティア等の漫画やイラストが主になる同人では、そういったオプションがより大きな意味合いを持つこともあるようです。

目安は7500円

で、結局いくら持ってけばいいんだよって話ですよね。

一応の目安になるのは7500円くらいかなあと思います。だいぶ適当な目算ですが。
よっぽどお目当てのサークルがあるなら、あらかじめ告知されている価格分は用意した方がいいとは思います。

もしもフラっと立ち寄ってなんとなーく闊歩するくらいなら、そこまでの金額は必要ないと思います。
まあ7500円て結構なお値段だと思いますが……。

なんとなくの内訳としては、大ボリュームな作品が2冊500円くらいの手頃な作品が2冊くらい買う目論見ですね。

5000円では足りないかもしれません。

文フリに限らず同人即売会では2000円台の作品はまあまあ存在します。
そのため、5000円の予算だと購入できる数は絞られてしまうかもしれません。

逆に10000円は少し余るかもしれませんね。

大事な注意点

最後に重要な事柄をお伝えします。

絶対に小銭を用意しておいてください!

例えば500円の作品を1000円で購入するのであれば、まあお釣りを出せる許容範囲内でしょう。
しかし5000円札や10000円札となると、とても対応できません。

端数に対応するためにも、100円をバラで用意しておくのが理想です。
もちろんサークル側も釣銭を用意してはいますが、そこにも限界はあります。

そもそも運営事務局が小銭の用意を推奨していますしね。

会場近くのローソンでお金を崩すのは文学フリマの信用問題になってしまいます。できるだけ最寄りのコンビニで崩しましょう。
銀行で両替しましょうというのがマナーかもしれませんが、やれ手数料だやれ平日の日中限定だとあれやこれや縛りが多いのが癪に障るので敢えて推奨しません。全国のコンビニエンスストアに携わる皆さま申し訳ございません。

日頃から小銭を溜めておく習慣を付けておくのはいいかもしれませんね。
俺も個人的にやってるんですけど、端数を調整して気持ちよくお釣りをもらうために小銭は多めに取ってあります。

この小銭問題は同人即売会の厄介な点かもしれません。
ここはひとつ、思いやりの精神で……。

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