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【vol.1 保険外リハビリとは】

 医療保険・介護保険などだけではカバーできない保険外でのサービスについて知ることは、お体のケアをする場所の選択肢を増やし、より良い生活を送るために必要となります。また医療従事者等は対象者様に保険外の場所でもケアができるということを情報提供することで、対象者様の不安解消の糸口になることもあります。この先どうしたらいいの?もっと自分に適した治療を受けたい。など想像を遥かに超える不安を抱えておられる方は本当に数多くおられます。不安を少しでも解消でき、判断材料を増やすことでお体のケアをする場所の選択肢が増えるのではないでしょうか。

Contents                                                                   ☑︎vol.1  保険外リハビリとは  ☜今回はこれ!  ▶︎vol.2 保険外リハビリの利点           ▶︎vol.3 保険外リハビリの欠点         ▶︎vol.4 保険外リハビリ施設の検索        ▶︎vol.5 リハビリを受ける上で大切なこと

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 一般の方からすると、医療保険・介護保険それぞれのサービス内容、どこからどこまでが保険適応範囲なのかなど分からない方も多いのが現状です。また保険外リハビリ(自費リハビリ(名称については議論されている))を聞いたことがあっても、それがどういったもので、その施設がどこにあるのかも分からない方も多いのです。インターネットそしてSNSなどを使用されていない方、社会的関わりが少なく情報を得ることが難しい方々も多くおられます。

▶︎ vol.1 保険外リハビリとは
Vol.1では大まかな概要について触れていきます!  ⚠︎細かい特徴などについては次項以降挙げていきます。

 医療保険適応の期間には、病院などの医療機関を中心に理学療法・作業療法・言語療法などのリハビリテーション治療を受けられるが、定められた期間を過ぎると治療が受けられなくなります。外来通院でも月あたりのリハビリ時間の限度が定められています。また介護保険においても要支援・要介護度認定区分により利用回数に制限があり、個別対応をしてもらえるリハビリ時間は20〜40分、訪問サービスでも時間に一定の縛りがあります。そのためご自身のお体の回復に十分な時間をかけられず、ご納得のいく質や量が失われてしまうこともあります。

 保険外ではその名の通り、医療保険や介護保険とは全く関係がないため、金銭面においては全て自己負担です。そして厚生労働省などお国の機関による制約を受けていないため、各施設により自由度のあるシステムとなっています。

▶︎ 保険外で気になるところは、費用では?

 保険外サービスのため、リハビリ費用については全額自己負担となります。保険内であれば1〜3割負担だったものが10割つまり全額負担ということです。また医療保険ではリハビリの時間あたりの単価が定められていましたが、保険外では各施設により異なります。比較的安価なところから高額なところまで様々です。

 たとえばマッサージや整体、エステに行くようなイメージです。各施設によって値段や介入の時間またプログラムを組んでいたりなど様々ですね。

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 ▶︎ 保険外で魅力的なのは?

 基本的に時間・頻度・期間等に制限がなく、これらは各施設によって独自に決められています。そのためご自身が満足のいくまで治療に専念できるということです。保険内ではなかなか叶わないことですね。    

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 保険外ということで、それなりの金額が発生します。それによりセラピストもより一層質の高さが求められます。そのため保険内では難しかった、ご自身にあった質の高い、より専門性のある治療を受けやすいということです。対象者様そしてセラピストの双方が可能性を信じ、信頼のできるセラピストと自身の目標そして現在の問題点や治療目的を共有し価値のある時間を共有していくことで、よりそれぞれが望む目標への近道になると感じています。

⚠︎※保険内でも質が高く、専門性のある治療を提供してくれるセラピストはたくさんいます。あくまでも保険外における特徴です。

📣立ち上げ間もない施設では、無料モニターを募集していることもあります。また施設によっては体験プログラムから準備されており、お試しで利用してみることも可能なようです。     

細かい魅力、利点についてはvol.2へ!!

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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▷▶︎▷Next...  【vol.2 保険外リハビリの利点】

次回もよろしくお願い致します✍️


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