夢を諦めて、夢を拾った話。

どーも。最近塾で副室長的立場になってしまってコマ給が50円昇給したアホ大学生です。 

僕の勤めている塾は基本的に室長が絶対なのですが、室長が休みだったり、保護者面談等で手が離せないときなどは僕が場を仕切っています。 

具体的に何をしているかというと、電話番や他の先生から聞いた生徒の情報を次の機会に室長に会ったときに伝えるという仕事を任されています。訪問者がいれば、その時の対応も僕の仕事です。最近は持っていませんが、初回の体験授業もやったりします。 

たかが1年ちょっとしかこの仕事をしていませんが、前の室長からもかなり厚い信頼を得ていたので嬉しいような背筋が伸びるような気持ちの今日この頃です。 

最近、ある小学3年生の子に好かれていて…?(ちなみに言っておきますが男の子です。)僕が出勤するとニコニコ顔で僕のもとに駆け寄ってきます。そしてなぜか「先生」ではなく、僕の下の名前を呼び捨てにしています。室長もその姿に唖然…?としています。 

そしてなぜか、僕は別になんとも思っていないのですが、室長に「あの子も悪気があるんじゃなくて、きっと友達になりたいんだろうから、許してあげてね。」となだめられています。何故…? 

 

話が脇道にそれてしまいました。 

今日は僕の将来の夢が変わったことについてお話しようと思います。前々からお話しているように、僕の将来の夢は「公認心理師」という心理カウンセラーの国家資格を取ることでした。 

しかし、高校で独学で心理学を一通り勉強し終わってしまった僕にとっては大学の授業があまりにもつまらないもののように思えてしまいました。 

そして双極性障害が酷くなってしまっている今、全日制の今の大学で、公認心理師の資格を取るのはなかなかに厳しいものがあるなと感じました。 

 

では、そんな僕が今、何を目指しているのかというと、「小学校の先生」です。 

「心理学部で教員免許なんて取れるの?」と思われた方もいらっしゃると思うので、先にお答えしておくと、小学校教諭になるための授業を受けて、実習を規定時間することができれば心理学部でも教員免許を取得することができます。 

そして「授業に出れていない今、更に授業を増やして、出席日数大丈夫なの?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。 

確かに僕は今、ほとんど…というか全く大学の授業には出れていません。僕の大学は出席日数にうるさいので、どの単位も出席日数が足りず、今季は全ての単位を落としてしまいました。 

このままでは教員免許はおろか、卒業することすらできません。 

ではどうしようかと思ったときに、僕は高校と同じ手を使おうと思ったわけです。 

 

僕は通信制の高校を卒業しています。 

僕の通っている大学には通信教育課程というものがあります。僕の通っていた高校のような感じではありませんが、映像授業を自宅から受けながら、スクーリングに出席して、レポートを出しながら単位を取っていきます。 

正直、入院していたこともあって、毎日登校して90分授業を何コマも受けるということには正直、入学当初から限界を感じていました。さらに、人間関係を躁のときに拗らせてしまったこともあり、今のクラスでやっていくことに追い打ちを自分でかけてしまいました。 

正直、「逃げてるだけやろ。」と言われれば返す言葉がないのですが、僕にはその方が大学を卒業できるのではないかと思いました。 

 

というかそもそもなんで心理学から教員免許を取ろうと思ったのか、そして、なんで小学校教諭なのかという、そもそもの理由をお話していませんでしたね。 

 

鍵となるのはやはり塾講師のアルバイトです。 

 

僕は塾で下は小学生から上は高校生まで色んな子の授業を担当してきました。そして毎回思うのは「教えるのって本当に楽しい!」ということです。たまに僕もわからなくて、生徒を困らせてしまうこともあるのですが、ほんとに極稀にで、僕は全科目(国語、数学(算数)、英語、理科、社会)を教えることができます。 

勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、この能力をふんだんに使うことができるのが小学校の先生なのです。 

 

中学、高校になると、内容も難しくなりますし、教科担任制になるので、この能力を存分に発揮することができません。 

 

さらに、僕は心理学部を卒業することになるので「認定心理士」という心理士の資格を持つことができます。認定心理士は公認心理師ほどの権限はありませんが、カウセリングをすることはできます。 

そして、発達心理学も履修していたので、児童期における心理状態もある程度、理解することができています。 

自分が双極性障害や起立性調節障害を患っていることもありますが、気分障害や精神疾患にもかなり精通しているつもりです。 

 

なのでカウンセラーではなく、小学校の先生になりたいと思いました。 

正直、実際に働くとなったら、こんな甘っちょろい考えが通用するわけもないということは100も承知です。双極性障害とはずっと付き合っていかないといけないし、業務時間も今の比じゃないくらいになることは確実です。 

でも人と接することが好きで、子供が大好きな僕にとっては天職なんじゃないかなと思っています。 

そして何より、死にたいって思っていた僕がまた夢を見ることができるようになりました。 

現実は厳しいと思いますが、また夢に向かって「頑張ろう」と思えているこの気持ちを大事にしたい、また頑張りたいと思うこの気持ちを胸に今日も生きていこうと思った今日この頃です。 

 

 

アディオス。 

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