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713杯目:今夜からスタートする相棒シーズン20の前に相棒の思い出話

今夜21時テレビ朝日で『相棒シーズン20』がスタートします。
シーズン20というから20周年と思いきや、その前に2時間ドラマで200年6月から単発で3本放送されているので20年以上になる。
まさかこんなに長く続くドラマになるとは思ってなかったf^_^;)

自分は、相棒ファンではなく1975年頃からの水谷豊ファンでした。(もちろん現在も)
なので、水谷豊さんが主演するドラマだったから相棒を見始めたわけ。
キャストを見ると、水谷豊さんの相棒役に寺脇康文さん、元奥様役に高樹沙耶さんと、以前日本テレビで放送されていた『刑事貴族』出演者がテレビ朝日に移籍した?と思うほどワクワク期待したのを思い出します。

そして200年6月、当時は各局とも2時間ドラマ枠というのがあって、第1回目の『相棒』もテレ朝のその枠でのスタートでした。
それが好評なら半年か1年に1回のペースでシリーズ化されればいいな。当時のテレビドラマの流れとしてはそんな感じだったと思います。

水谷豊 = 刑事役 と思えるほど数多くの刑事役を演じてきた水谷豊さんでしたが、杉下右京という刑事は、今までの水谷豊さん演じる刑事とは全く違っていました。
動き、セリフ…全く今までの水谷豊さんとは違っていたのです。
もうそろそろ年相応に落ち着いた役も…なのかな?と想像しつつ、昔からの水谷豊ファンの自分としてはどこか寂しいキャラクター設定でもありました。
やっぱり身体が先に動いてしまうという身が軽く爽快なキャラクターが水谷豊さん演じる刑事だと思っていたので。
共演者の顔ぶれから『刑事貴族』的なドラマと勝手に思っていたから、余計にその差にがっかりしたのかもしれません。

唯一、変わってない設定と思ったのは、組織にいながらその枠に収まらず上司に媚びる事なく我が道を行く…的なところ。
そこが『相棒』というドラマの面白みだと思ったので、そこに期待はしましたが…

と言いながら、第1回目面白かったのは面白かったけど、水谷豊さんじゃないな!?f^_^;って印象はありました。

そして2回目の放送となる2001年1月の『恐怖の切り裂き魔連続殺人!』
久々の水谷豊さんのドラマと楽しみにしつつ、杉下右京だからなー。と何となく観始まったのですが、犯人役の生瀬勝久さんの怪演と言える圧倒的な演技とともに、ストーリーに引き込まれ、あっという間に『相棒』ファンになってしまいました。

水谷豊ファンだから観ていたドラマが、自分の中でストーリーがそれを超えて、ストーリー主体で観るドラマに初めてなりました。
水谷豊のキャラクターをドラマのストーリーが超えた、それが『相棒』でした。

それ以降は連続ドラマになっても、2時間スペシャルになっても、犯人役や脇役にこの役者さん使う?と思うほど贅沢なキャストに、先が読めないストーリー、そしスケールの大きさに、これってテレビじゃなくて、そのまま映画に持っていけるんじゃないの!?って思うほど、超大作エンターテイメント・ドラマに感じました。

そうは言っても、これだけのストーリーがいつまでも続くわけない、どこかで息切れするんじゃないか?なんて素人の無責任な心配をよそに、今なお高視聴率を維持して続いているのはスゴイ!としか言いようがないですね。

さあ、今夜から半年間、毎週水曜日の夜は相棒ナイト!
楽しみ!!!

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。