391杯目:【子育て】時代が自分に追いついた!?在宅勤務あるあるから、自分が親として考え直した事が…

コロナ期になり、テレワークいわゆる在宅勤務という仕事形態も増えたようですし、非常事態宣言明けの現在も、引き続き在宅勤務を継続している企業もたくさんあるようです。
そんなある日、Yahooニュースのある一つの記事に目が止まりました。

自宅で、会社の後輩とオンライン会議をしている時、リクライニングチェアにふんぞり返って、後輩に指示を出している旦那様を見て、奥様が『えらそうだな』と書いたメモをそっと前に出したというエピソード。
実際会社でも、ふんぞり返って後輩に指示を出していたかは定かではありませんが、内面が行動に現れていたのだとは思います。
このエピソードは、奥様の嫌味とか夫婦喧嘩に発展したとかの深刻な話ではないのですが、当人もハッとしたそうです。
これって、在宅勤務あるあるでしょうねf^_^;

この記事を見て思いました。
やはり会社員、役職や人間関係などもあり、家での顔と会社員の顔との使い分けはしていると思います。
これは善悪ではなく当然のことだと思います。
在宅勤務というのは、そのように会社員としての顔が、家族に知れる可能性があるのです。
当人にとって、これ結構キツイ場合もあるんではないでしょうかね?
上司にペコペコしているところ、取引先にお詫びをしているところ、奥様や子供に見られる可能性があります。
自宅に、自分専用の書斎のような独立した部屋があるのならまだしも、きっとそういう環境の人は少ないでしょうし。

そうは言っても、人間やはり多かれ少なかれ見栄はあるし、家族に対して威厳を保ちたいというのもあるでしょうから、仕事の様子を家族にあまり見られたくないって気持ちはあるでしょう。

自分は子供が生まれた時、さらにはそれより前の結婚して奥さんと一緒に住み始めた時、これらのことを克服したというか、考え方を変えました。

それはどういう事かというと、自分は自宅で自営業なので、自宅=仕事場。
仕事の様子が奥様にも子供にも筒抜けな環境なのです。
やはり最初は、お客様にお詫びをしているところや、得意先の方にペコペコ頭を下げているところを家族に見られるという事に、正直かなり大きな抵抗がありました。
でも、それらは仕事をしていれば誰もが経験する普通の状態だと思うのですが、その一挙手一投足を家族に見られるというのは別問題。
やはり見られたくないのが本音。

しかし、自分の仕事の環境というのはそういう事なので、この時に家族に対する自分の見栄や威厳は全て捨てる事に決めました。

奥様はもちろん大人だし、そういう事は仕事上当然のことと理解できるので、奥様に対しては気持ちを切り替えられましたが、小さかった子供の前でも、お客様にペコペコ挨拶したり話しているところも見られました。
最初は正直恥ずかしかったf^_^;
ここが難しかった。

子供の目には、この様子どのように写っているんだろう?
情けないお父さん?ペコペコしてかっこ悪いお父さん?
色々考えたりすることもありましたが、どうせ社会に出れば子供も知る事になるし経験する事になる。
そう考えると、時期の早い遅いだけの差でしかないので、自分は仕事だけでなく生活全てありのままを子供に見せるということを考えました。
見栄も中身のない行動も子供にしない。

仕事だけでなく、生活全ての失敗や転ぶところ、情けないところも子供にさらけ出す。
でもお父さんは結果がどう出るかわからないけど諦めずに頑張る。
そんな全てを見せてきました。
どうせ見られちゃうんだから、カッコのつけようもないしね(苦笑)
そういうお父さんを見て、子供がどう思って成長するかということですね。

まさに、

言葉じゃなくて、親の背を見て学ぶ!育つ!

ですね。

でも逆にこうする事によって、親である自分も向上心が生まれたし、お父さんが仕事でも何かを成し遂げた時に、子供の心の中には、その良い結果だけでなく、そこにいくまでのストーリーも刻まれているので、言葉のない、より深くて強い子育てになっているのではないかと思っています。

かっこいいお父さんじゃなくて、カッコ悪くても一生懸命頑張っているお父さんの方が、きっと子育てにも良いはずだと、逃げも含めて(笑)自分は思います。

そんなことを思い出した記事でした。


#子育て #在宅勤務 #見栄 #威厳 #教育 #コラム

貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。