小生、人生間違えたかなあ・・・

最近、若いスタッフと接して、色々と考えちまう。
好きな事してお金を稼ぎたい！楽して稼ぎたい！注目されたい！モテたい！そんな輩が多くなってきた。
先日、某アイドルの引退理由がマネージャーの身内とのトラブルだとSNSで拡散されたり、メン地下なるメンズ地下ビジネスにお金をつぎ込む未成年者問題とか、そんなビジネスが若者社会に蔓延っている。
以前、関係のあった地下アイドルの事務所もそんな雰囲気を感じたものだ。
中には、若者を平気で騙したり、何かあればアイドルに責任をなすりつけ、アイドルに所属料やらレッスン料やらノルマを設けて払わせたり、のうのうとしている事務所社長も何人か実際、目の当りしてきた。支払われた金は社長の生活費や遊興費に使われ、イベント現場では平気で公営ギャンブルに勤しんでいる。
まるで、楽して儲けたいと思う若い子たちの将来を見ている様だ。
それがまかり通る業界も業界だが、それに平気で騙される若者も若者だ。
そんな業界だから、そんな社長の若年化が増え出している気がする。
それも中途半端にビジネス化してSNSで自慢までしている光景だ。日払い１００万円のバイト。そういうバイト募集に疑念も無く応募したり、友達作りとしてマルチ商法に利用されたり、バカッターみたいな行動に出てみたり、ネット情報を信じて末路に突き進む若者も見た目は本当に普通の若者だ。
小学生の憧れのユーチューバーもいってみれば楽して儲けたいと思っている輩だ。やたら、チャンネル登録宜しくのオンパレード。そして投げ銭やらで、良いコンテンツを作りたいではなく、広告の視聴数で稼ぎたいのだ。
世の中は承認欲求というけれど、結果、これがお金儲けに繋がったという情報だけが一人歩きをしている。
世界情勢の変化でこれから日本も大変な時代に向かっている。そんな時代に若者たちは対応出来るのだろうか？
昔はみんな裕福では無かったけど、夢や希望があった。そしてほんの小さな幸せで心が満たされた。小生の幼少の頃の記憶だ。
さらにその上の世代は、もっと何も無かった戦後の世の中だ。
それでも、小生の幼少時代より心は裕福だったという。汗水流す事が明日の幸せを感じとる事が出来たそんな時代だったらしい。
今では全くの真逆な時代。どちらが幸せなのか？・・・あー、もしかしたら、小生、人生間違えたかなあ。