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【英語記事から学ぶ】子どもが偏食にならないために親としてできること

今回はこちらの記事から。

この記事では、子どもの偏食についての研究をいくつか紹介し、親として子どもの偏食にどう対応すればよいのか紹介しています。

ある研究では、最大59%の子どもが"偏食家"に分類できるという結果になったそうです。別の研究では、1歳から4歳までの時期に偏食傾向が強くなり、2歳ごろにピークを迎えることが多いことがわかったそうです。

偏食が子どもの全般的な成長や栄養状態に影響を与える可能性は低いという研究結果も出ていますが、まれにビタミン不足や消化器系の問題を引き起こしたり偏食が長期にわたって習慣化したりすることもあるそうです。


やはり親としては、なるべく子どもには偏食してほしくないと思いますよね。
今回の記事では、親としてできることが6つ紹介されています。どれも実際に行われた研究や調査をもとにしていますので、試してみる価値はあると思います。


1

Keep mealtimes happy and relaxed with no pressure to eat more or to eat certain foods. Teach your children to respond to their own feelings of hunger and fullness.
【意訳】
「もっと食べなさい」「野菜も食べて」など口うるさく言わず、食事の時間をリラックスして楽しめるようにする。子どもが自分自身の「まだお腹空いてるな~」「そろそろお腹いっぱいだな~」という感覚に従って食べられるようにサポートする。

2

Expose children to a greater variety of foods by serving different types of food, having a wide variety of food in the house, and teaching children about different foods.
【意訳】
子どもにいろんな食べ物を見てもらい、触れてもらい、食べてもらい、さまざまな食べ物について教えてあげる。

3

Avoid using food as a reward for behavior or for eating another food.
【意訳】
何かのご褒美として食べ物を与えたり、別の食べ物を食べてもらうための道具として食べ物を利用したりしないようにする。

4

Pair foods your child already likes with new foods or foods they do not like as much. Sweeten up foods or add a preferred flavor to help your child learn to like new foods.
【意訳】
あまり好きではない食べ物やまだ食べたことがない食品を与えるときには、子どもが好きだとすでに分かっている食べ物と一緒に与える。初めて食する食べ物を好きになってもらえるように、甘く調理したり、好みの味を加えたりして工夫する。

5

Have family meals in which you model eating a wide variety of foods. Improve your own eating habits so that you can be a role model for your child.
【意訳】
家族で一緒に食事をするようにして、親がいろいろな食べ物を食べる様子を見せてあげる。親自身の食生活を改善し、子どものお手本となるようにする。

6

Involve your child in the many steps of meal preparation when possible, including meal planning, picking out produce at the grocery store, cooking meals, and being involved in choosing which foods and how much of each food you serve.
【意訳】
献立を考えたり、スーパーで食材を選んだり、料理をしたり、どの食材をどれだけ出すか選ぶなど、食事を準備するためのあらゆる段階で子どもに手伝ってもらう。


「食事の時間がいつも大変」という方は、上記のうちのひとつでもいいので、できるものから試してみてはいかがでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです。

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