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「明治維新の魁 天誅組の無念」


幕末に倒幕の魁の天誅組に加わり、大阪府交野市の磐船神社の近くで幕府の追手に捕らえられた伴林光平先生の詠んだ辞世の句を記した歌碑が磐船神社の境内にあります。
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梶を無み乗りて遁れむ世ならねば
岩船山も甲斐なかりけり

伴林光平先生

(意訳)
世の中を舵取りする人がいなく沈みかけているのに、新しい船を作って乗って逃げようと誰もしない世の中なので、この岩船山のような船も用意した甲斐がないものだ。
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この地の船みたいな磐座のある岩船山と天誅組と自分を重ねているような辞世の句で、切ない氣持ちになります。

無謀な戦い方だったと言われていますが、天誅組が口火を切ったことで、明治維新への流れができたと言われています。

天誅組に参加した志士は、さぞ無念だったろうと偲ばれます。

私は、よく磐船神社にお参りするので、無念と遺徳を受け継ぎたく、行くたびに、写真の伴林先生の歌碑に般若心経と舎利礼文を読経して供養させていただいています🙏

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