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アインシュタインタイルを愛でてみた

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平面を非周期的に敷き詰められるモノタイルについて、あれこれ書いてみた記事が多くなってきたので、まとめました。
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#アインシュタインタイル

□□□とボードゲーム(2.1)〜数学と芸術のBridges

前回の記事はこちら。 2回ほど迂回して軌道を整え(?)、これから数回ほど数学詩にアプロー…

珍ぬ
2か月前
9

ペンローズ・タイルやアインシュタイン・タイルについて書かれた『ペンローズの幾何学…

前回は雑談でした。 本来ならば、前回書くべきでした話を、今回書きます。 やっと出たなあ …

珍ぬ
4か月前
16

アインシュタインタイルを配置した「お花畑」を愛でてみる。とにかく愛でてみる。

やるやると言っておきながら、伸ばし伸ばしにしておりました、アインシュタインタイルの話題で…

珍ぬ
11か月前
6

アインシュタインタイルの配置パターンから”琵琶湖の水”を全部抜いて愛でてみる。と…

前回のシリーズの記事はこちら。 この記事を書いたあと、ふとあることを思いついてやってみる…

珍ぬ
1年前
5

アインシュタインタイルを構成する「虚数面積のパーツ(!?)」を愛でてみる。とにか…

前回の記事はこちら。 HATタイプとSPECTREタイプの敷き詰めで作った盤面でパズルを作ってみま…

珍ぬ
1年前
7

アインシュタインタイルを1列に並べた「GSP」「GSE」を愛でてみる、ようやっと愛でて…

前回の記事はこちら。 GSE――Goleden Sturmian Edge――のStumian(スターミアン)のほうが…

珍ぬ
1年前
5

アインシュタインタイルを1列に並べた「GSE」を愛でてみる、つもりですがまだ愛でない。

前回の記事はこちら。 アインシュタインタイルマスでくみたてたほぼ菱形盤面を紹介しました。 で、この盤面について1つスルーしたポイントがあります。 GSE。 菱形盤面の中央を貫く、アインシュタインタイルマスの並びです。 今回は、GSEを愛でてみます(というか、予定)。 GSE? GSE。 論文「An alternative proof for an aperiodic monotile」の11ページに”Golden Sturmian Edge(黄金スターミアン辺)”の

アインシュタインタイルマスの盤面でヘックスを遊ぶと引き分けになりうるので、愛でて…

前回の記事はこちら。 アインシュタインタイルをマスにしたボードゲーム盤面を考えてみたわけ…

珍ぬ
1年前
3

さらに、アインシュタインタイルでボードゲームの盤面をつくる。とにかく遊んでみる。

前回の記事はこちら。 またもや引き継がず、話題はアインシュタインタイルに戻ります。 以前…

珍ぬ
1年前
7

アインシュタインタイルでボードゲームの盤面をつくる。とにかく遊んでみる。

前回の記事はこちら。 せまゲーとアインシュタインタイルをいったりきたりしております。 今…

珍ぬ
1年前
10

アインシュタインタイルTile(1,1)の配置パターンを愛でる。とにかく愛でてみる。

前回の記事はこちら。 前回やり残した、Tile(1,1)の配置パターンにまいります。 H7・H8も確…

珍ぬ
1年前
6

アインシュタインタイル配置パターン「H7」「H8」を愛でる。とにかく愛でてみる。

前回の記事はこちら。 配置パターンを愛でる予定でしたが、2回ほど寄り道しております。 今回…

珍ぬ
1年前
4

アインシュタインタイルTile(1,1)を分割して愛でる。とにかく愛でてみる。

前回の記事はこちら。 配置パターンを愛でる予定でしたが、またまた寄り道をします。 展覧会…

珍ぬ
1年前
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アインシュタインタイル「SPECTRES」2枚合わせた「MYSTIC」を愛でる。とにかく愛でてみる。

前回の記事はこちら。 今までは、タイル1枚だけ愛でてきましたが、いよいよ複数枚を愛でていきます。 「MYSTIC」 「MYSTIC(ミスティック)」は「SPECTRES(スペクター)」を2枚組合わせた図形です。 論文「A chiral aperiodic monotile」の6ページにその図形があります。 上の図の、2色塗りの図形が「MYSTIC」です。 「SPECTRES」は鏡像防止としての辺を変形しています。 しかし、その前の状態――つまり、Tile(1,1)――