珍ぬ

ボードゲームとパズル関連で、自分が見つけたこと思ったことをあれこれ書き連ねていきます。

珍ぬ

ボードゲームとパズル関連で、自分が見つけたこと思ったことをあれこれ書き連ねていきます。

マガジン

  • □□□とボードゲーム

    ボードゲームをサブにして、自分の知識が疎い分野をメインにしてあれこれ書いてみます。

  • アインシュタインタイルを愛でてみた

    平面を非周期的に敷き詰められるモノタイルについて、あれこれ書いてみた記事が多くなってきたので、まとめました。

  • せまゲー生半可集

    せまゲーとは、一次元盤面で遊ぶ、とか、プレイヤーのできるアクションが全員一緒、とか、なんか窮屈そうな感じのボードゲームをまとめてみる言葉を勝手に作りました。

  • 超動くマンカラ

    世界最古のボードゲームの1つ「マンカラ」について、関係あること関係ないことあれこれ書いてみました。

  • トリックテイキングゲームと連句について書いてみた

    なんでトリックテイキングゲームと連句が並列しているのか不思議ですが、ともかくこの2つに関して書いたnoteたちです。

最近の記事

  • 固定された記事

珍ぬがnoteに投稿した記事の索引を用意する【2024年版】

2019年7月からはじめましたnote。 2020年まで書いた記事は99本。 2021年までだと、のべ188本。 2022年までで、254本。 2023年までで、315本。 2024年2月末で、324本。 できれば毎週1本と記事をUPしつつ継続しました。 今回で5度目となります毎年恒例の索引。 2024年の索引となります。 改めて、よろしくおねがいします。 2024年上半期(1月〜6月)2024年1月【5本】 № 0316 2024/01/01 □□□とボードゲーム(0)〜

    • □□□とボードゲーム(1.94302)〜デュシャンのチェスプロブレム(中)

      前回の記事はこちら。 1943年につくられた、マルセル・デュシャンのチェスプロブレム(詰めチェス)について書いております。 前回は、詰むとしたらこんな手筋、という内容でした。 詰むとしたら。 今回は、どうして詰ないのかという手筋をみていきます。 うん、詰まらん いや、結構面白い話ではあるんですがね。 1943年につくられた、デュシャンの問題はこちら。 前回の最後に、こちらを何手か進行した途中図(白6手目まで)を残しました。 それがこちら。 さて、黒の手番。 前回は、

      • □□□とボードゲーム(1.94301)〜デュシャンのチェスプロブレム(前)

        先週はお休みしておりました。 2週間ぶりのご無沙汰でございます。 今回どうしようかと考えましたが、あんまり考えられなかったのでお茶を濁します。 デュシャンの詰めチェス 20世紀最大の問題芸術家といえる、マルセル・デュシャン。 芸術家のほかにチェスプレイヤー、いや、本質はチェスプレイヤーであったデュシャン。 彼が1943年に出題した、チェスプロブレムがあります。 「プロブレム」とは将棋でいう「詰将棋」と同じく、相手のキングをチェックメイトする(勝つ)のが目的です。 「詰

        • 今週は記事を書くモチベーションが見事に0です。 いさぎよくあきらめて、来週がんばります。 あ、クレジットカード不正利用の損害補償、入金確認しました。 本当に感謝しかございません。 不正利用に気づいた話の記事: https://note.com/ztatak/n/n3d5cb374c77b

        • 固定された記事

        珍ぬがnoteに投稿した記事の索引を用意する【2024年版】

        • □□□とボードゲーム(1.94302)〜デュシャンのチェスプロブレム(中)

        • □□□とボードゲーム(1.94301)〜デュシャンのチェスプロブレム(前)

        • 今週は記事を書くモチベーションが見事に0です。 いさぎよくあきらめて、来週がんばります。 あ、クレジットカード不正利用の損害補償、入金確認しました。 本当に感謝しかございません。 不正利用に気づいた話の記事: https://note.com/ztatak/n/n3d5cb374c77b

        マガジン

        • □□□とボードゲーム
          18本
        • アインシュタインタイルを愛でてみた
          21本
        • せまゲー生半可集
          29本
        • 超動くマンカラ
          26本
        • トリックテイキングゲームと連句について書いてみた
          13本
        • ボードゲームと剽窃/盗作/パクリと著作権であれこれ書いてみた
          23本

        記事

          ペンローズ・タイルやアインシュタイン・タイルについて書かれた『ペンローズの幾何学』を購入したので、書いてみる。

          前回は雑談でした。 本来ならば、前回書くべきでした話を、今回書きます。 やっと出たなあ ということで、こちらの本です。 『ペンローズの幾何学』でございます。 ということです。 アインシュタイン・タイルとは 例えば、これです。 なんか凸凹した図形です。 この図形ですが、平面に隙間なく敷きつめることができます。 敷き詰めることができるのですが、周期的なパターンがありません。 周期的パターンのない敷き詰めができる図形で、有名なのはペンローズ・タイルです。 ペン

          ペンローズ・タイルやアインシュタイン・タイルについて書かれた『ペンローズの幾何学』を購入したので、書いてみる。

          クレジットカードの明細書のチェックを数ヶ月怠ると、不正利用に気づかないままXXXXXX円の被害におののいた、ので書いてみる。

          まあ、そういうことです。 明細書は面倒くさがらずに確認しましょうね。 以上。 で、終わりたいのですが、これだとつぶやきですむのでもうちょっと書きます。 数ヶ月が命とり 珍ぬのクレジットカードはDカードです。 毎月メールで明細書が届きます。 で、たいていは当該月の支払合計を確認して終わりにします。 本当は、ちゃんと細かい内訳まで見ないといけません。 様々な内容のメールが多数届くので、見るのが面倒くさくなる。 ついつい大丈夫だろうと怠ってしまいました。 それが、2024

          クレジットカードの明細書のチェックを数ヶ月怠ると、不正利用に気づかないままXXXXXX円の被害におののいた、ので書いてみる。

          せまゲー生半可集(27)~Phutball(哲学者サッカー)続々

          前回、前々回の記事はこちら。 『Phutball(哲学者サッカー)』について2回書きましたが、3回目。 ちょっとしたバリエーションを考えてみたいと思います。 これ、ムダ? 『Phutball(哲学者サッカー)』を実際にプレイしてみると、ちょいとしたひっかかりがあります。 果たして、プレイヤーは以下の配置を狙ってするのか?と。 コマをタテまたはヨコに2つ並べる配置です。 というのも、最短手数でゴールを狙う作戦だと、 上の図のように、タテの一間トビ・ナナメの一間トビ・ケ

          せまゲー生半可集(27)~Phutball(哲学者サッカー)続々

          せまゲー生半可集(26)~Phutball(哲学者サッカー)続

          前回の記事はこちら。 続きになります。 チャンス 去年の12月にAdventarで「アブストラクトゲーム Advent Calendar 2023」を立ち上げて、こんな記事を書きました。 組合せゲーム理論の論文を集めた『Game of No Chance』の紹介です。 なんとか5冊分入手(PDFのダウンロード)しまして、ざっと眺めてみると『Phutball』に関する論文がいくつかありました。 シリーズ2冊目の『More Game of No Chance』に2本あり

          せまゲー生半可集(26)~Phutball(哲学者サッカー)続

          せまゲー生半可集(25)~Phutball(哲学者サッカー)

          ひさびさのせまゲー生半可集です。 シリーズ前回の記事はこちら。 今年の1月以来でしたので、5ヶ月ぶりです。 『Phutball』の元ネタ 『Phutball』は、数学者John Conway(ジョン・コンウェイ)さんが考案したアブストラクトゲームです。 『Phutball』はPhilosophers Football(哲学者サッカー)を縮めた単語です。 『Phutball』の元ネタですが、去年(2023年)の年末に「ゆる哲学ラジオ」で「哲学者サッカー」を話題にして語っ

          せまゲー生半可集(25)~Phutball(哲学者サッカー)

          『山』を手書きでフラクタル表現してみる

          『山』 フラクタル『山』 フラクタルフラクタル『山』 フラクタルフラクタルフラクタル『山』 フラクタルフラクタルフラクタルフラクタル『山』 やってみたかった 前回の記事はこちら。 しばらく、デュシャンに関わっていたので違った話題で気分転換しようと思いまして。 しかし、本来は別の話題があったのですが、ふと「山」をあんなふうに描くとどうなるか、見てみたくなりましてやってしまいました。 普通の山のフラクタル表現――何じゃ普通って?――は、例えば以下のサイトなど参考に

          『山』を手書きでフラクタル表現してみる

          □□□とボードゲーム(1.818)〜デュシャンとチェス(続々々々々々々:補足)

          前回の記事はこちら。 デュシャンは一区切りで、別なことを書くつもりでした。 でしたが、あとになってこれ書いときゃよかった、と思い出した小ネタが1つありましたので、今回はそれです。 小ネタ:デュシャンのポスターの歪み デュシャンのポスターについて書いた記事はこちら。 デュシャンは、網袋に入れたたくさんの立方体のブロックを撮影して、その写真をもとにしてチェス大会のポスターを描きました。 しかし、現代技術(3DCGなど)を用いて調査すると、 ・描かれたブロックは実際の状態と

          □□□とボードゲーム(1.818)〜デュシャンとチェス(続々々々々々々:補足)

          □□□とボードゲーム(1.8)〜デュシャンとチェス(続々々々々々:《泉》とナイトと投影法)

          前回の記事はこちら。 2週間ぶりの記事でしたが、けっこう読まれております。 でありがたいです。 さて今回もデュシャン絡みですが、違う書籍を読んであれこれ連想がはたらいたので、ダラダラと書きます。 『Fontaine』 デュシャンといえば《Fontaine》。 このフランス語のタイトルを日本語に訳すと、おなじみなのは《泉》。 ですが《噴水》という呼び名もあります。 Wikipediaでは「《泉》または《噴水》」と明記しています。 Kindleで見つけちゃいました

          □□□とボードゲーム(1.8)〜デュシャンとチェス(続々々々々々:《泉》とナイトと投影法)

          □□□とボードゲーム(1.618)〜デュシャンとチェス(続々々々々:超マス)

          前回の記事はこちら。 前々回の宿題をしないまま終わりました。 さらに、ちょいとした体調気分不良の「のほほ〜ん」状態となってけっこう休んでしまいました。 ごめんなさい。 さすがに今回は宿題を片付けます。 なお、ナンバリングは黄金比(1.618…)の近似になっていますが、たまたま気づいて悪乗りしているだけで、記事の内容とはほぼ無関係です。 前々回の宿題と個人的妄想 で、前々回の記事はこちら。 残していた宿題はこちら。 正解はわかりません。 わかりませんが、四次元に興味

          □□□とボードゲーム(1.618)〜デュシャンとチェス(続々々々々:超マス)

          本日は記事をUPする予定ですが、もうちょっとかかるのでお待ちください。 久々に良性めまいでクラクラしているのも原因のひとつ。落ち着いたらせっせと書きますよ。 ということで、ごめんなさいでした。

          本日は記事をUPする予定ですが、もうちょっとかかるのでお待ちください。 久々に良性めまいでクラクラしているのも原因のひとつ。落ち着いたらせっせと書きますよ。 ということで、ごめんなさいでした。

          □□□とボードゲーム(1.61)〜デュシャンとチェス(続々々々:四次元)

          前回の記事はこちら。 締めのところで、こんなことを書きました。 今回は、この妄想を回収していきます。 デュシャンは数学好き? 毎度お世話になっている『マルセル・デュシャンとチェス』から引用です。 デュシャンは「連続」に興味をもっていることは、前の記事にもふれましたが、数学にも興味をもっていたそうです。 その手の情報を知ることのできるチェス仲間もいました。 フランソワ・ル・リオネ(François Le Lionnais)。 数学者でもありましたが、1960年に潜在

          □□□とボードゲーム(1.61)〜デュシャンとチェス(続々々々:四次元)

          □□□とボードゲーム(1.6)〜デュシャンとチェス(続々々:1925年のポスター)

          前回の記事はこちら。 ここしばらくデュシャン周りのことを書いていますが、どこかのタイミングで一旦離れようとは思っています。 しかし、なかなか面白い話題が見つかるもんで、難しい。 今回も、デュシャンです。 芸術家やめてませんよ デュシャンが芸術から離れてチェスプレイヤーに転身、その区切りが1923年といわれています。 この年に未完成の大作『大ガラス』の制作を中止した、ということもありますし、実際チェスクラブに所属してトーナメント大会に出場します。 しかし、完全に芸術し

          □□□とボードゲーム(1.6)〜デュシャンとチェス(続々々:1925年のポスター)