見出し画像

カタールワールドカップでの合法的アルコール事情

フランス衛星ニュースeuronews12/6
ワールドカップの外国人サポーター達は、カタールで刑務所スタイルのセキュリティ対策に直面しています。

アルコールに対する厳格な制限は、この保守的なイスラム教国家の現実であり、近隣のサウジアラビアと同じ厳格なワッハーブ派のイスラム教の解釈に従っています。
カタールワールドカップでは、サッカースタジアムでのビールの販売を禁止しています
アルコールは、ファン ゾーンで約1900円のバドワイザー(ワールドカップのスポンサー)が販売される FIFA ファン フェスティバル、その他のファンの目的地、認可を受けたホテル、レストラン、バーでのみ飲酒できます。
非イスラムのサポーター達が「アルコールはワールドカップの一部である」と主張しています。アメリカ代表チームは、全スタッフに約8万円分のアルコール購入証明を発行しました

カタールで唯一の酒屋は、首都ドーハ郊外のほこりっぽい地域にあります。ここでは、警備員が有刺鉄線で囲まれたゲート付きの敷地内で勤務しており、パスポートと許可証を注意深くチェックしてから、誰も中に入ることを許可していません。
イスラム教徒にアルコールを提供するのと同様に、公共の場所での飲酒と酔っ払いは犯罪です。購入したら、アルコールは見えないように隠して、すぐに家に持ち帰らなければなりません。サポーターは、国​​内および指定区域外へのアルコールの持ち込みは許可されていません。

カタールで唯一の酒屋への許可要件には、月に 約10万円の最低給与が含まれており、入店を申請することさえできます。これにより、カタールの人口の 90% 近くを占める何十万人もの移民労働者にとって、合法的なアルコールは本質的に手が届かなくなります。彼らの多くは、月額約4万円の最低賃金に近い収入です


カタールワールドカップでは、サッカースタジアムでのビールの販売を禁止しています
カタールで唯一の酒屋は、首都ドーハ郊外のほこりっぽい地域にあります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?