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「 飢餓不足 」 シリーズ起立性障害②


全文無料で読めます。


またまた前置き長いですが
起立性調節障害へ食からのアプローチに
ついて書いてます。


前置き

お医者さんに行っても
「 起立性調節障害ですね 」
と言われて終わりの様です。

薬を出されますが
飲めば明日から元気
と、なりません。

本人と「 母親 」の悶々とした日々
「 いつ終わるのか・・・ 」
まだまだ続きます。

合併症で、様々な
精神疾患症状が出だすと
状況はより厳しくなります。

これまでの「過去の不登校」や
元不登校になったばかりの人より
「これから」の不登校児は
より深刻な状態になりかねないと
危惧します。

心が原因か?
身体が原因か?
身近な人が原因か?
社会か?
溢れ過ぎる娯楽か?
それとも人類種の生物的な現象か?


というより
原因の可能性が多すぎる。

私的に様々な原因を
一つ一つ明確化は出来ると思います。
(具体的解決の前段階)

しかし
現代社会では
天才が10人揃っても
難しい難問になります。

「 藁をもすがる 」
( わらに触れたこと無い人達 )
「 神頼み 」
( 信仰を失った人達 )

そういった気持ちで
親は「出来ること」を
するしかありません。

もちろん
親の虐待が原因の場合は
出来ることさえしません。


精神へ「効果的」アプローチは
平均的な親御さんでは
とても難しいでしょう。

せいぜい
親子間のコミュニケーションが
悪化の原因にならない様にするくらい。

何が正解か解らない中で
苦労すると思います。

「 身体的なアプローチ 」

10代当事者達のネット動向や
オンライン・声からの情報を
分析してるのですが・・・

そもそも、医者や専門家でも
難しい問題で
本人達に何とか出来る訳がありません。

それでも涙ぐましい
工夫と努力を各自がやってます。
(だって苦しいんだもの)

その頑張りには、自傷・自殺未遂(衝動的逸脱)・大量服薬も含まれます。
(だって苦しいんだもの)
少しでも苦しみを減らす努力に「 自殺はダメ 」と、たった5文字の楽なメッセージを伝えられると憤ります。

もうそうすると「 意地でも死んでやる 」ですね。
楽な立場にいる人間達=社会になって、社会への憎しみが溜まり過ぎると、たくさん殺して自分も死ぬという精神状態になります。


親が出来ることも
限られてると思いますが・・・
やはり身体へアプローチは重要と考えます。

誰もがまず、食事の改善を考えるでしょう。


🧄 食べる世界 🧄

生物の本当の問題は「食べる」です。
(くだらない人間社会でありません)

親御さん達が食事の改善をしてると
重々に承知ですが・・・
何度も見返すのが重要です。

一流・プロの多くは「食べる」に真剣です。
(宮崎アニメで食べるシーンへのこだわりは有名ですね)

生きる為の闘い「食べる」は
学校や社会よりも重要な基本です。

グルメや食育ではなく
「 本能の世界 」

● 少量で高栄養 ●

野菜自体の栄養価の低下。
飽食による人間自体の栄養吸収の退化。

しょうが・にんにく・梅干・胡麻
木の実・花弁・貝・根菜など
小さな食材を捉え直す。

● 地産地消 ●

日本人は独特の体質と
様々な研究で解ってきてるのは
皆さんご存知と思います。

欧米型の食生活は
欧米自体でも肥満や成人病で問題です。

1970年より前の
「 日本の食生活 」を
取り戻す気持ちが大切です。

「 10歳頃までに過ごした土地の食べ物 」
「 郷土料理 」

等、見返すのも必要と思います。

親自身の思い出の食を
我が子に伝えるのも重要でしょう。

その地域でしか食べない
野菜・魚などあったりします。
それを探すのも良いでしょう。

● 地味&腐ってる ●

人間は生き残る為
何でも工夫し食べてきました。

毒があれば毒を抜き
腐っても食べれるものを見つけました。

今はインスタに画像upし
食べずに捨てる時代なので
10代の身体がおかしくなるのは必然。

つまり
地味で・腐ったものを食べると
身体が活力を取り戻す可能性があります。

腐ってると言っても
キムチ・納豆などです。
漬物も地味ですよね。

お子さんと一緒に
ぬか漬け・浅漬けを作るもありです。

ちなみにヨーグルトは
本当に日本人に合ってるか?
この研究はまだと思います。

親の潔癖症が要因に
なってる場合もあります。

少々「古い・腐ってる」ものでも
食べれる頑丈さを作れるか?

あくまで「少々」ですが
この加減が解らない親だと
我が子の症状の改善は難しいでしょう。


● ソウルフード ●

山の民・海の民が日本人の基礎です。
特に海の物は重要で
「 魚をどれだけ食べるか? 」

肉は当然に
牛を「減らす」べきと思います。

熊・鹿・馬・鯨・ウサギ・猪など
日本人が食べていた食肉の多様性は
失われました。

機会があれば
お子さんと食べましょう。

鉄・亜鉛不足は
うつ病のポイントで有名です。

テフロンのフライパンや炊飯器!
昔の人はどうやって鉄分を?

うつ病の記事でも書きましたが
野菜に付いてた土もしょっちゅう
口に入れてたと思います。

私がチョコ54


🍡 食の交渉 🍡

起立性調節障害の中高生が
たまに外食写真をネットで載せてます。

経済的に裕福と
推測できるのもあります。

重症だと食べる力も失う
病気ですが・・・。

症状が出るまでの生い立ちでは
「 現代食 」
つまりお菓子やファーストフード等に
慣れきって偏食傾向もあると思われます。

これらを禁止すると
それはそれでストレスになります。

如何に現代食と日本人食を
共存させるかが課題になります。

見た目の良いもの
見栄えの派手なものばかりに
刺激を求める少年少女に
大切な日本人の味をどう伝えるか?

我が子との食の交渉が必要になります。

● 和洋折衷アンパン ●

甘味中毒・塩分過多は
成人でさえ難しいですから
10代でコントロールは厳しい。

家庭での塩分は
どんどん減らした方が
味覚が正常に保たれます。

私的にうつ症状・脳疲労は
糖分が必要と考えてます。

しかし、過剰摂取は心身に悪いわけで・・・

そこで糖分の交渉材料は
「 和菓子 」です。

菓子パンどちらを選ぶか?
①生クリームとカスタードクリーム入り
②生クリームとあんこ入り


抹茶・黒豆・あんこ・きな粉など
洋ばかりを回避し
どう和をいれるか?

ちなみに
味噌の塩分は体外に排出されるので
塩分の摂り過ぎになりにくい。

あんこは食欲を抑える効果があります。

● 匂いの交渉 ●

10代頃の五感を記憶から呼び出すと
かなり過敏な時期だったと確認出来ます。

成人と少年少女で
かなり違いますが
やがて多くを忘れます。

10代が嫌がる臭いは
本人にとって本当に強いストレスだと
思って下さい。

大人が好む匂いが嫌だったりします。

嗅覚は生涯を通し
本能を刺激しますので
お子さんと一緒に訓練して下さい。

本人が嫌がらない
美味しそうな匂い。

「 これ腐ってる? 」
と、お子さんの前で嗅いでみて
お子さんにも、匂いを確認してもらう。

例えば・・・
布団から出られないお子さん。
炊きたてご飯をおひつに入れ
布団の横でおにぎりを握る。


● 食の現代病 ●

アレルギー疾患は年々増加傾向にあります。
化学物質過敏症も問題です。
顎関節症も大変です。

偏食はいつから当たり前に
なったのでしょう?

● 台所の共有 ●

両親がいる家庭で
父親が週一でも台所に立つと
お子さんに良い影響が出る
可能性があります。

こう聞いて・・・
多くの母親は
「 それは無理だから 」
と思うのでは?

この「無理」
子が生まれる前からでは
ありませんか?

それが
起立性調節障害が難しく
中々にすぐ治るのが「無理」
つながってる可能性もある訳です。





食育・栄養学・グルメ・ヴィーガン・断捨離など
近代で流行ってる食文化ではなく
過去の食文化に想いを掛けるかどうか?

「 引きこもりと台所の考察 」
今回は省いた、その他(米とか)も
機会があれば記事にしたいと思います。





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