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弛緩メソッド1「脱力の法」象気功

気功・ヨーガの原点はいかにして緩めるかということに尽きるのである。

弛緩は緊張の反対である。

人間は何かにつけて緊張しているのである。

特に現代生活は道を歩いているだけでも自転車は突っ込んでくるは、車は突っ込んでくるは、ひったくりはいるは、女性や子供であれば不届きな考えの痴漢、変態、変質者もいるわけである。

仕事に就けば就いたで、上司や部下に煩わされて、ノルマに追われて常に緊張の連続である。

もちろん勉学においても、少しでも上を目指すように仕向けられて、追いつけ追い越せ抜かれるなで緊張の連続で、人によっては精神状態は追い詰められて崩壊寸前である。

家庭生活でも緊張することが多く、嫁姑の確執はもとより、亭主は女房殿の顔色を見て、妻は旦那のご機嫌をうかがって、子供は子供で親の機嫌を損ねないように、誰もかれも緊張してその日をなんとか過ごしているのである。

とにかく現代生活はストレス満載である。

つまり、氣道は常に狭窄して、ストレスに対処するために脳にエネルギーを回そうとするわけである。

氣道が狭窄すれば、当然、それと連動する毛細血管は細く狭まり、血流が滞り、細胞の再生・メンテナンスはおざなりになり、がん、脳梗塞、心筋梗塞を発症したり、マクロファージの活動も疎かになり思わぬ細菌・ウイルスによる疾病に罹患することになる場合もあるわけである。

身体が弱くなるのである。

身体が弱れば氣が弱るのは当然で、氣が弱れば運気が下降し運命はよろしくない方向に向かうのである。

運気は血流が良く氣の溢れたものが上昇に向かい、氣が出ないものは下降するのである。

それが運気の仕組みである。

閉じた氣道を開き、毛細血管の血流を改善し、運気を改善し上昇させる方法が「弛緩メソッド」である。

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最後までお読みいただきありがとうございます。象気功は私の実体験によるメソッドです。私の運命が変わったように、あなたの運命は必ず良い方向に変わります。