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完全にやられた…

写真にある鳥の被り物の前に、私が以前、学んだ事をお話をします。

人はそれぞれ『パーソナルスペース』の範囲が違うのは皆さんご存知の通りかと思いますが、それは保育園くらいの小さな子どもにもあるって知ってますか?

私がこの事を知ったのは2年前でした。KIFFOこども国際映画祭in沖縄」のプロジェクトのボランティアをしてる際に開催された「子どもの性教育」のセミナーを受けて知ることができました。KIFFOは多くの子ども達と触れ合う場でもあるので、このセミナーは大人のボランティアの方にとっても貴重なものとなりました。講師のお話しでは、こどもでも『パーソナルスペース』を持っていて、人が近寄っていい範囲が各々で違うそうです。

その一例として、保育園でのお手洗いの設計を見直してほしいとおっしゃっていて、私は一瞬「ん?どういうこと?」と、理解することに時間が掛かったのを覚えています。よくよく聞いてみると、こどもの安全のために個室のドアを設置していなかったり、ドアがあっても鍵が無かったり、保育園にはこどもの安全のための配慮として、そういう設計にする園もあるそうです。

でも、それは大人が勝手に決めてしまっていることだと、その講師はおっしゃってました。小さなこどもは、そういうなんとなく見られるのは嫌ということを大人へ伝えにくいですものね。どんな風に伝えたら良いのか分からず、ただただ泣いてしまう子もいたのかもしれません。

うちの子もまだ、おむつが取れるか取れないかの頃、カーテンの後ろに隠れて用をしておりました。本人からすると、本能的に見られたく無いことだったのだと思います。それなのに、私は、「なんで?」と問いかけたりしたことを思い出します。

大人もこどもも、人それぞれ、その範囲・感覚は違えど、みんな気が抜けている瞬間やリラックスしてる瞬間は、一人の時間を持ってていいんだと気づかされました。必ずしも家族であってもトイレに入るその瞬間は自分一人の気が抜けた瞬間ですものね。

その気が抜けた瞬間ですよ!

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私は完全にリラックスで、便座に座った瞬間に大きな鳥に睨まれて・・・「うゎぁっ!」と小さな声が咄嗟に出ましたもん。。

はい、この掲載画像は、完全にうちの子のイタズラにまんまと引っかかった私の悔しさとほんの一瞬のハラハラした様子を記録しました。トイレに入る時、しばらくは、警戒心が強くなっているかもです・・・トホホ

そんなゾウデザイン親子の日常のお話でした。


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