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2日間を楽しめたらいいな。 in 渋谷

1_いよいよ

練習1、骨組みの方針が固まった最初の作

「なんか面白そうかもって思ったので参加します」って手を挙げたイベントがいよいよ始まる
自分的には動かなかった岩が転がり始めた感がとてもしてるので、わくわくしてる。
どうなるのかわからないけど、楽しめるといいな。

2_今、5分にかけてる。

色紙をまぶして彩りを。と考えた。5分以上あれば試したい

次はない。一回こっきり。これをやり遂げることで他人から何かの賞賛をもられるのが確定してるわけでもない。結果次第とかもない。純粋に自己満足。

準備はしてきたつもり。でも時間あるうちはなかなか手に付かず、日が迫るに従って段々意識が増していった。
もっと早くやっておけば良かったなんてことは言わない。陳腐な台詞だ。

時間が迫らないとできないことがある。それがこれなんだ。
徐々に準備する中で、少ない時間でどうするか?に絞って対策を、計画を、方針を考えることができた。

できないことで、悔しい思いもできた。やり方をあきらめることができた。別な方法を試すことができた。
5分で完成させる。その目的ために、研究して繰り返し試して、自分の中に経験則を積み上げていった。

基本形を決めて、それだけを完成させられることに集中した。
たった5分の動作でも、何も考えずにただ同じことを繰り返していたのでは、進歩がない。
5分の動作なので、機械的に繰り返そうと思えば、できちゃう。

5分やって、そのあと30分とか1時間とか、思い返してメモとって分析して、反省して、対策を考えたり。
試した結果、うまくいったこと、いかなかった事を書き留める。
やったことを思い返しながら考えるうちに、いい対策を思いつくこともあれば、もう一度やりなおして、思いつくこともある、試す中でうまくいったり。

5分って意外と濃いなと気付く

3_とにかくバトル対策だけ。

練習5。自分的には進歩してる。見た目地味だけど

思うようにいかない。時間は短い。その中でできそうな可能性を探る。
仕上がりも不満が残る。その解消がわからない。

できないことにぶつかり、それを解決する方向で試すのか、あきらめて別の方法で試すのか。
何度かあきらめて、新しいことを試す方向に向かってる。

日が迫ると段々、やる気が増してくる。やっとかないとその場で何もできなくて、それじゃあ後悔する。
誘われたのはバトル。バトル以外に物販もやるけど、メインはバトル。
いろいろ聞く中で、物販ブースが借りられる事を知ってそっちも申し込んだ。

スケジュール的には、まずバトルがあり、その後勝ち抜きトーナメントで続く。敗者は自由時間になるから、それから物販ブースに入る。

勝っても負けても、悔いが残ると物販ブースでも引きずるかも。
だから、物販ブースのできは、バトルへの意気込みで決まると思ってる。
もっといえば、このイベントに参加して良かったってなるのに、バトルのでき(勝敗は問わず)が重要だと思ってる。

2日間の初っぱなだし。始め良ければ終わり良し。って言うし。

4_数日続けてみて

練習6。まず水浸しを巻いて、その上に乾いたのを巻くってルールができてきた

「もっと時間があったら、もっと準備ができたら良いのができるかも」
と思うけど、時間があったらあったで後でできるからって思ってやらないから、今が一番いい時間

多分、今が今の自分にはいい時間。そしてこれを次へ持って行けたなら、次の自分はまた一段上から始められる。

限られた時間だから、真剣に集中して、観察力や判断力も増していく。経験をただだらだらと過ごさないで、反省と確認の時間として生かしていける。

多分、全くの即興だと、なんもできずに終わってる。即興っていっても、普段いっぱいやってるからできることだと感じる。

今の自分には、やりたいことをやりたいようにやるのは無理。それが実際にやってみて体験としてわかった。
始めから、無理っぽいって頭では分かっていた。でも、やったらできるかも?って考えもあった。そして何度も繰り返し練習して、もしかしたらできるかもってとこまで行ったけど、やっぱり無理だなって思った。

5_本当の即興は、バトルの後に始まる。

脚先の始末とか、巻き付けのスムーズさとか偶然から気付きが得られる

お客さんが持ってきた不要品を材料にして動物を作る。
そういう実演
言われるまで、何作るかわからない。そして、何を渡されるかわからない。
めっちゃ即興
でも、そういうの楽しめると思ってる。
自分ってそういう奴だって思ってる。根拠はないけど、できる気がする。
こっちは5分のリミットはない。
自分の好きなさじ加減で、やれる。

6_楽しみに行く

練習8。この形しか作ってない。基本形と呼ぶようになった。

バトルについて

5分で即興でなんか作る?、できるのか?って思った。粘土?無理!速攻思った。
じゃあ、何する?絵を描く?、無理!やっぱり思った。

自分にやれること、やったら面白いかも、そんな視点で、素材を決めやり方を考え、試し、練習し準備した。
多分、その場で思いつきで作ろうとしても、もたもたしてるうちに5分は過ぎる。

だから、決め打ちする。作る物決めていってそれを作る。
勝負云々より、なんもできずに、中途半端に終わりたくない。

今回作ろうとしてる物は、即興用だけど、じっくり時間かけてやれば、自分の作品の幅として広げていけるかも。って思ってる。
練習を繰り返していて、そういう手応え。

似たようなことしてる人知らないから、注目得られるまで高められたら、一人勝ちかも。他に同じ事やってる人がいたら、うれしいかも。
そんな妄想が楽しい。


限られた中で、よくやったと思う。サボった日もたくさんあったけど、よくやったと思う。
その上で言う。5分はやっぱり短い。練習始めて、あれもしたいこれもしたいってやりたいことが広がっていったけど、試そうにも時間が足りず、そこまで行けない。

毎回安定して無くて、完成させられる時もあれば、できない時もあるって塩梅。
なんでできないんだ!!って悔しい気持ちを抱いたり、何が何でもやってやる!って思うこともあった。そしてやっぱりできない。
できない気持ちで、辛くなりそうだった。

でもちがう、楽しみにいくんだ。

苦労して努力して得られる楽しみはある。乗り越えて得られる喜びはある。
今時点では、超えられない壁が出てきて、それを超えるためにがんばるのは、今回は目的じゃないのだ。

いつまで経ってもできないことはできない。できないことは悪いことじゃない。

物販ブースについて

不用品で動物を作ります。
お代はお金以外の物・サービスで払ってください。
材料(不要品)は返せません。

物販ブースでの販売説明

やりたいことは、物々交換。
やりたいことは、等価交換。

お金のやりとりは釣り銭が面倒くさい。
自分で画材買って、準備するとどうしても費用が発生する。

不要品は売り物では無いけど、再加工することで価値が生まれれば面白い。
体験や思い出は、プライスレスだったりすることがある。

ゴミだった物が、目の前で価値を与えられるところに立ち会う、その体験にプライスレスを感じれたなら、お金以外の何かで払ってもらうのは、面白いんじゃないか。

無料(タダ)だから、要らない物を渡すのだから、見てる人も参加しやすい。手作りだから特別感があればいいな。イベントの最中にやるので、楽しい雰囲気がいいように作用してくれるかも。

相手に委ねて、お金以外の何かで支払われるなら、何が来るんだろう?
何で支払おう?、そういうのを楽しめる人と出会えるといいなと思う。
わくわくする。

そして、渡される素材から、ひらめきを得られることを、うまく生かせることを楽しみたい。
小さな事の中に楽しみを見いだして、少しでも取りこぼさずに楽しみたい。

思いつきを試したい

やってみたかったけど、やらなかったこと。ポッと思いつきを行動に起こせる勢いがまだあるのがうれしい。

あんまり準備はできてない。行き当たりばったりな、無計画、やってみて転がりそうな方向へ転がそうかって感じ。
まったくお客さんが付かないかも知れない。
場の雰囲気に負けて、腐ってしまうかも知れない。

当日までの日々で、準備を考えたり、練習したり、うまくいったり、いかなかったり。
主催者や参加者が流すSNSをチェックしたり。
やることを何度も再考した、練り直した、固め直した。

雨の中材料買いに行ったり、仕事終わってから閉店間際の店に駆け込んだり、そんなふうに手に入れたのに、その日は何もせず寝てしまったり。
始まるまでの時間も楽しめてる。

楽しみたい。わざわざ言う。24時間は皆平等に与えられていて、その中でどう過ごすかは自由。楽しいことを考えていても、辛いこと考えても、等しく24時間は過ぎる。だったら、楽しいことだけ考えて過ごしたい。
楽しくなるように努力したい。

7_次へつなげたい想い

ちょっとした迷いで、この形すら5分では作れなくなる

むかしむかし、世界が広がるかも?、そう思ってHP作って作品あげた。
それから、ずいぶんと長いことずっと梨のつぶてで、放置気味だったこともあった。やっても誰が見てるか見られてないかわからない状態。

日々の生活に追われて、制作をしなくなってた。
あるとき、minneから、一通の仕事のオファーが入り、初仕事を得た。それから数年、自分は創作活動していいんだ?って自問自答が始まって、
3年前note始めて、定期的な更新をするという口実を公言して、止まっていた制作を再開するようになった。

そして、今回本に載って、本を見た人からイベントに誘われて、出た。
ここまでつながって世界が広がってくのを感じてる。

期待して、思うとおりにならなかったらがっかりするから、あんまり夢を抱かないようにしてきた。
今、ちょっと夢抱こうかなって気分。

やるか?やらないか?
道を選ぶ基準は、「なんか面白そうかも」って思えること

天気がいいといいな。


画像は、バトルに挑むための練習作。写真に撮ってみると、初めて客観的に見ることができた。

イベント情報

FUDEROCK3
日時:2022/7/16(土)11:00~2022/7/17(日)17:00
場所:渋谷CONTACT 東京都渋谷区道玄坂21012新大宗ビル4号館B2F
イベント概略:子どもから大人までプロアマ問わず、誰でも参加可能な即興アートバトル。バトルのみならずブース出店、ミュージシャンコラボなど。
参照URL:https://www.instagram.com/fuderock123/



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追記:20220716


まだ1日目終わったところですが、いい時間でした。
バトルの勝敗は負けでした。5分で完成させられないと思っていたのですが、完成させられたのでそれがすごく満足です。
また、人前に立つのが全然緊張無くて、むしろ完成させられるか?ってことで意識がいっぱいでした。
物販ブースは、完全に閑古鳥でした。でも、やることできて、退屈じゃなかったです。
バトルに、エントリしたことで、物販ブースの人とそれをネタに話すことができたので、出て良かったです。

基本的にぐいぐい行ける性格ではないので、イベントとか行っても人の輪は広げられないのですが、力まず無理せず、何人かの人とお話できて、作品についての話しや連絡先の交換とかできて、良かったと思います。
また、設営のボランティアもあり、それに参加してスタッフの人に感謝されたりして楽しかったです。人とか覚えられたし、トイレの位置とか部屋の配置とか知れたし。
イベントは思ってたのとはちがうと思いました。でも、思っていたのとはちがうというのが間違いで、知らなかったのを知ったってのが正確だと思いました。
知らないから、勝手が分からないからどう振る舞っていいかわからない。でも、一日いて、ちょっとだけ知ったきがしました。
それで、いい時間だったと思います。

行った人にしか分からない話ですが、いい時間を過ごせたってこと程度が伝わればいいと思います。


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追記:20220718


2日目は、落ち込んだ気持ちで終わりました。
2日間を通して、いいこともいっぱいあったのですが、不十分だったことにばかり気に気持ちが囚われがちで、危うく腐った気持ちを引きずりそうでした。
疲れてると、感情と感想を切り離すのが難しく、嫌なものを周りに出してた気がします。話しかけてくれる人にも、雑な対応してた気がするし。

イベントはすごく面白く刺激的で、動画もUpされてますが、前もって見たよりも実際にその場で見た方が何倍も楽しいです。

楽しめなかった理由は、やることがなくなった&やることがなかった。あまり人と話せなかったことだと思います。話しかけるのが苦手なのだから、話しかけてもらえる材料が必要だったのに、用意がなかった。
考えていったアイデアも、ただ黙って無くこっちから声かけが必要だった気が、今はしてます。また、どんな物が作れるか?見本を用意しておけばいい、って初日にアドバイスもらったのに、中途半端にしかできなかったです。結局実演販売も開店休業状態でした。

敗者復活展示ってのに、参加させてもらえたけど、仕上がりは中途半端で自分的にも雑でした。もしかしたら、見た人が不快に思ったかも。帰ってから寝るまでの短い時間ではこれが精一杯って自分では思って作っていました。
仕上がりも寝たかったので中途半端だし、できないなら作らない、棄権するって選択もあったのでは?。
中途半端な物を出してしまった恥ずかしさと、できる範囲でがんばったんだから見て。みたいな甘えと、周りの人のすごさへ抱いた劣等感。あと睡眠不足と疲れ。

でもまあ、一晩寝ておいしいもの食べれば、元気になれるからありがたいですね。
反省は反省。しっかりふりかえりしときたいと思いました。


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