絵本でほんのりカフェ気分【14】『とても嬉しい手紙が届きました。 』
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第14話(とても嬉しい手紙が届きました。)
Maxは、腰が痛くて絵本の販売も順調ではなく、意気消沈しかけた暑い夜のことでした。
塾の仕事から帰った家内が、嬉しそうに手紙を見せてくれました。
その手紙は、家内の学習塾で学んでいた幼稚園児とお母さんが書いたものだったのです。
それはちょうど4ヵ月くらい前のことでした。
その幼稚園児とお母さんは、お父さんの転勤で北九州市から名古屋に引っ越されたのでした。
家内がお別れのプレゼントとして、「ちょっと早いかも知れないけど」と、「とつげき!天球おたすけ団【Ⅰ】おにが島」を渡していたのです。
家内も、家族が出版した絵本ということで、ありきたりの物よりはとプレゼントしたということでした。
家内の絵本の評価も半信半疑と言ったところだったと思いますが、塾の経費から1冊買ってもらったという経緯がありました。
★その内容は、暑い夜のさわやかな風のようでした。
残念ながらその手紙は、写真のようなものでうまく読めませんでした。
その幼稚園児は、とても優秀で文字はすらすら読めるのに、まだうまく書けないとのことでした。
同封されたお母さんからのメッセージカードには、「いただいた絵本はとても面白かったです。続編も是非読みたいので、続編がでたらお知らせください。」と書いてありました。
そういうことを頭に入れて、幼稚園児の手紙をよく見てみると、
「ようこせんせいへ またいきたいです。そうたは、ほんがすきです。そうたより」
と書いてあり、塾での先生と生徒の微笑ましい関係も読み取れます。
みなさまも読めますでしょうか?
幼稚園児から好きだと言われたのは初めてのことです。
Maxはとても嬉しくて、腰の痛みも忘れて、なるべく沢山の子どもたちに、続編も含めて読んでもらえるよう、またまた頑張ろうと誓ったのでした。
Maxは、いつもとっても単純なのです。
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