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音楽っていいよね

という緩いはじまりから
今日は話をしようと思う

音を楽しむと書いて
『音楽(おんがく)』

この言葉を当てはめた昔の日本人は
なんて粋なんだろうと常々思う

音を楽しんでる者どうしで
集まって楽器を弾いたり
歌を歌ったり

そんな時間がわたしは愛おしい

何を語るでもなく

ただただ音を楽しんでる時間、雰囲気

全部ひっくるめてわたしは愛おしいとおもう

「会話なんて必要ない」

というより、
「音楽を通じて対話できてる」

と言えばいいのか。

そんなに話したことがなかった人でも

一曲、一緒に音を奏でれば
歌い終わる頃にはなぜだが不思議と
ぐっと心の距離が近づいていたりする

音楽の持つ力は計り知れない

わたしがそのことに気づいたのは
20の時だった

当時、わたしは買ったばかりのウクレレを持って東南アジアでひとり旅をしていた

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ウクレレを持って行った理由は、
『暇になったり寂しくなったら弾けば心まぎれるし、なんか楽器持って旅するって、
ナオトインティライミみたいでカッコ良くない笑?』

というノリだった気がする

だが、そんなノリで持って行ったウクレレを通して私はかけがえのない経験ができた

例えば、

ゲストハウスのラウンジでウクレレを弾いていると、気づいたらどんどん人が集まってきて合唱していたこと

タイからラオスに移動中の船の中で知り合った海外の人たちとセッションをしたこと

ミャンマーの国境警備隊と、国境の上でBeatlesのlet it beを一緒に歌ったこと

一曲歌い終わった頃には
決まって拍手をしあい、握手やハイファイブをし合って、そのあとにはじめて

Thanks! Awesome !
Anyway are you from?
what is your name?

ありがとう!(演奏)すばらしかったね!
そういえばどこの国からきてるの?名前は?

なんて会話がはじまる


こういうコミュニケーションの方法もあるのだと知った

言葉がいらない
音楽を通じて仲良くなれる

音楽って1人で楽しむだけでなく
他の人と繋がれる架け橋のような存在なんだなあ


音楽っていいな

と、当時20歳だったわたしは、

心の底からそう思った

それからというもの、私はどこにいくにも常にウクレレを持っていっていた

フィリピンに留学したときも
オーストラリアにワーホリに行ったときも
インドを旅したときも
国内でふらっとどこかに行くときも
キャンプに行くときも

ウクレレを持って行って
暇な時にウクレレを弾いて
興味を持ってくれた人、自然と集まった人たちとセッションして、時には演奏会で発表したり

そんな時間を過ごしてきた

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気づけば
音楽がウクレレが私にとって
かけがえのないものになっていた

音楽を通じてなければ
話さなかっただろうなあ

なんて人もたくさんいるのが、
またおもしろいなって思う

なんでこんな話を今更してるかと言えば、
『昨日が楽しすぎたから』
これに限る

久々に夜更け(3時過ぎ)まで音楽を友人知人たちと楽しめた

『好きな曲なんでもウクレレ弾くから歌うたってよ』というわたしの無茶振りのもと数人が集まって歌っていた会が

気づけば最後は8人くらいで熱唱していた

ちなみにそのうちの3.4人は
未だにちゃんと話したことのないメンツなのも、また面白い

昨日があまりに楽しすぎて

その余韻が朝起きてからもさめなくて

その思いを衝動的にかきだしたくなった

ただそれだけなのだけど

最後はこの言葉で締めさせてもらおう

音楽っていいよね笑

そう、ただこれが言いたいだけなのだ

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駄文に付き合って読んでくれた人いたら
ありがとうございました

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