見出し画像

ひさしぶり

ひさしぶり
って言って再会できるのって
なんか幸せなことなんだなあ

と。
ふと思う。

学生時代、留学先、大学先、バイト、
ワーホリや、ボランテティアなんかで
出会った人たちと

コロナが落ち着いてきて
ここ一年は
数年ぶりに再会できることが
増えてきた

普段何気なく口に出していた言葉だけれど、
長い期間会えてなかった人と
またこうやって出会えるのって
ふしぎだし、ありがたいことだなあ
と。

いっとき一つの場所で
繋がった縁が、
また散り散りになって、
枝葉のように分かれていって
それでもまた、こうやって再び
あえるんだから、
人生ほんとなにがどうかるかなんて
わからんもんだなあ。

なんて、感傷にひたってしまってるのは、
昨日、8年前にフィリピンのターラックという田舎町で留学をしていた際に出会った友人と再会したからだ。

海外で出会った友人というのは、帰国後なかなか会えなくなることが多い
それは、お互いかえる場所が違うから。

私は当時、フィリピン留学後、オーストラリアのケアンズに住み、その後帰国して、大阪に戻りそのあとは就職を機に愛知に住んでいた

友人は、オーストラリアのシドニーでワーホリをした後は地元の山口に戻り、その後すぐ上京して東京へ。

なかなか交わることのなかった縁がまた繋がったのは、2.5年前私が転職を気に神奈川に住み出したから。

東京で働くなんて、8年前の私は全く想像していない未来だった

こうやってまた、友人と再会できたことも。

友人は、当時から『自分のお店をやってみたい』と話していて、日本に帰国後もそれに向けて動いていた

そんな友人は、今年、BARをオープンさせた。お店の名前は、stand bar wacca

毎週金曜日、学芸大学駅から徒歩2分
普段はBRITSという美容室として
営業しているその場所は
お店のオーナーが一から集めたという
アンティーク品が壁一面に飾られていて
圧巻する

そんなお店の奥、秘密の扉を開けると
BARカウンターがあり、
そこで友人は毎週末Barを開いている

思えば、このBarのオープンが
再会するきっかけをくれた

友人が長年の夢を叶えてBarをオープンする情報が、留学先で仲の良かったメンバーに出回ってきた

その中の1人が、
『サプライズで開店記念にみんなで集まってお店に突撃しようぜ!笑』
と言い出した

そして、ひさびさに集結した友人たちと、サプライズでBarに行ったのだった

そこで会う友人も4.5年ぶりの再会で、店の中は「ひさしぶり」という言葉が飛び交った

8ヶ月前のここでの再会を機に
また、縁がつながったのだ

そして昨日はいつもはBar店主をしている友人がイベントでコーヒーと茶菓子を出すときき、ふらっと会いに行った

「よっひさしぶり!」
8ヶ月ぶりの再会だ。

友人は一瞬驚いて、その後、うれしそうにわらった



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?