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企画力とIQは関係あるのか?

ネットを泳いでたらこんなページを見つけた。

内容を掻い摘んで書くと下記のような感じ。

①唐突な固有名詞の登場

②時系列で話したがる

③質問には常に答えない

④複数の問題を混在させる

⑤全ての解決策を求める

ひぃっ俺、、、結構当てはまってるよぉ!
というかまわりのクリエイターやおもろい企画する人って①と③と④の性質多い気がする(笑)


IQとは?

そもそも、IQは知能指数だ。
知能検査をもとに数値化される。
現在は偏差知能指数(DIQ)と呼ばれることが増えているそうだ。
偏差知能指数は、統計的な処理をおこなうことで、同年齢の中で平均に当たる数値が100、約7割の人がプラスマイナス15の間に収まるようになっている。

IQが高い=天才!
みたいな構図は映画や漫画などの影響があるんじゃないかと思う。
そもそもIQテスト自体は天才を見つけるテストではなく、知的発達に遅れがある子供を見つけるというテストだ。

アインシュタインのIQが160以上だからといって数々の偉業がIQによるものであるという理由にはならない(一部ではあるかもだけど)


創造性と知能指数は別軸

知能指数が高い人は沢山の物事を記憶することに長けていたり
法則性をすぐに見つけることや頭の回転が早い傾向にあるそうです。

それでは、創造性はどうでしょう?
個人的に創造性に知能指数はあまり関係ないと考えています。
むしろ時に足を引っ張ることもあるかと思います。

ユニークな企画を考える時は、
様々な要素を組み合わせて新しいアイデアを生み出すんですが、
明確な「正解」はありません。
多くの選択肢を持っていることは企画数の総和を増やすことはできますが
その中から取捨選択するのは自分の感性です。

ターゲティングなどの前提条件を考える上では知能指数は有意に働くと思いますが、そこから先の創造性の世界に足を踏み入れるとまた違う能力が必要になると思います。


創造性は暮らし方で変わる気がする。

例えば、すごく頭の悪い犬を飼っていたとして
その犬の不可解な行動を毎日のように観察していたら
普通の生活では得られないインプットがされます。

更に、30ヶ国の人々が通う学校に通って
VTuberの母親と大道芸人の子供に生まれたらどうでしょう?
おそらく普通の感性じゃなくなると思います。

テーブルに並べられた無限の食材の中から何を選び
どんな風に調理するか?
この点のおいては一般社会では無駄と呼ばれる知識や経験が役立ったりします。
しかし、IQが高い人の場合そういった寄り道は比較的しないかと思います。
もちろんIQが高くてかつ創造性が高い人もいるでしょう。
理路整然と結論から述べるような論理的なスタイルの場合
多くの人を納得させる企画は生み出せても、驚かせる企画を生み出すのは難しい気がします。


僕は空手をしているんですが、空手には後ろ回し蹴りという技があります。

クルッと回ってかかとを当てる昔から存在する大技なんで、相当身体能力が高くて強い人じゃないと当てられない技です。

ほんでこちらの技、一瞬後ろ回し蹴りに見えるんですがハイキックを蹴ってます。20年近く空手をしてきてこの動画で初めてみた技です。
おそらく当たった相手も何が起きたか分からないと思います。
こういう技を思いつくことも「創造性」のひとつです。

体操の新しい技を思いつく選手も創造性の高い人だと思います。
既存の枠から抜け出して「あれ?これこうしたらいいんじゃない?」と気軽に考えられる柔軟な思考とちょうどいいイカれ具合が必要だったりします。


企画力とIQは関係ない。

結論、企画力とIQは関係ないと思う。
というか別軸なのでIQが高いから企画力も高いわけではない。
なので話が脱線しまくって、唐突な固有名だしちゃって、気づいたら質問の答えになってない人も企画しようぜ!

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