見出し画像

15年前のカメラだって現役だ - Canon EOS Kiss Digital N

Canon EOS Kiss Digital N は、2005年に発売されたデジタル一眼レフカメラ。

現在の感覚で見ても、コンパクトで取り回しが良く、画質も十分、そして電池持ちが良く、日常生活で使うカメラとして素晴らしい完成度を誇っている。

今回はこのカメラを軽く紹介しつつ、後半では最近撮った写真を載せたいと思う。

超簡単に紹介

EOS Kiss Digitalシリーズは、2003年に発売された初代から、ファミリー向けデジタル一眼レフとして大きな成功を収めた。Digital Nは、その2代目として発売された。根強いファンが居ることでも知られていて、価格.comの製品ページには2019年でも書き込みが見られるほど。総クチコミ数は32000件超にまで達している。

このカメラの特筆すべきところは、軽さゆえの取り回しの良さだ。

このカメラは本体のみで485g、18mm-135mmのレンズを付けても1kgを切るという素晴らしい軽さ。この設計理念は今のEOS Kissシリーズにも受け継がれていると感じている。
重さというのは想像以上に重要で、軽いとそれだけで色々な場所に持ち運びたくなる。そうすると撮影機会も自然と増えるので、より良い写真が多く撮れる好循環が生まれていると思う。

写真集

以下の写真は、2017年~2019年に撮ったもの。日常のスナップ主体で撮っているため、RAW現像などはせずJPG画像をそのまま出している。

--
被写体:CASIO G-SHOCK
レンズ:Canon EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM(焦点距離35mm)
シャッタースピード:1/100秒
絞り:f/5.0
露出補正:-2/3
ISO感度:1600
ホワイトバランス:白色蛍光灯
--

--
被写体:野良のニャンコ
レンズ:Canon EF-S 18mm-135mm F3.5-5.6 IS STM(焦点距離135mm)
シャッタースピード:1/20秒
絞り:f/5.6
露出補正:±0
ISO感度:800
ホワイトバランス:オート
--

--
被写体:彦根城 階段 @滋賀県
レンズ:Canon EF-S 18mm-135mm F3.5-5.6 IS STM(焦点距離50mm)
シャッタースピード:1/100秒
絞り:f/7.1
露出補正:-1 , 2/3
ISO感度:800
ホワイトバランス:太陽光
--

--
被写体:紅葉と木々
レンズ:Canon EF-S 18mm-135mm F3.5-5.6 IS STM(焦点距離74mm)
シャッタースピード:1/125秒
絞り:f/6.3
露出補正:±0
ISO感度:100
ホワイトバランス:太陽光
--

--
被写体:国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 - ミリ波干渉計 @長野県
レンズ:Canon EF-S 18mm-135mm F3.5-5.6 IS STM(焦点距離35mm)
シャッタースピード:1/200秒
絞り:f/11
露出補正:-1/3
ISO感度:100
ホワイトバランス:太陽光
--

終わりに

スマホでは、カメラアプリを起動してボタンを押すだけでも、このカメラではレンズを選び、ISO感度を設定し、露出補正し…と一手間も二手間もかかる。この手間を面白いと思えるということが、僕がこのカメラを使い続けている理由だ。

写真を撮りたくなったとき。
フィルムを引っ張り出すのは億劫だけれど、スマホで撮るのもなんだか味気ない。
そんなとき、EOS Kiss Digital N は最高の相棒だ。

カメラは機械なので、いつかは寿命を迎える。
でもそれまでは精一杯使ってあげようと思っている。

--

※記事中の写真の転載、複製、改変等を禁止します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?