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【#3 飼育員になるために】誰も教えてくれない本当に必要なこと (飼育員の9割は○○を知らない)

みなさんこんにちは、
動物教育家の藤井(ZOO TIME園長)と申します。
はじめての方は自己紹介もご覧いただけますと幸いです📖


お待たせ致しました。
#1  #2に続き、動物園・水族館で活躍できる飼育員になるために本当に必要なことを独自の視点から書いていこうと思います。

毎回、わたしの経験をお伝えしているので、こちらの記事でしか知ることができない真実です。飼育員を本気で目指している方にはとても価値があると思います。


#1では飼育員が必要な実践的なスキルを具体的にご紹介し
#2では自分に合った園館の選び方や 、本当に大切なポイントを見極めてから面接に挑む方法をお伝えしてきました。
もしまだご覧になっていない方はぜひご覧いただきたいです👇

さあ、今回は現在の飼育員の9割はもっていない経験やスキルについてのご紹介です。近年、未来の飼育員を育成するための講義『動物園学』も大学や専門学校などで行っていますが、ほとんどの方が○○を知らないという事実を実感しています。これからの時代で生き抜くためにもいつも学生たちにはお伝えしていますし、すぐに実行してくれる学生もいて感心しています。

しかし、本当に不安なのは現役の飼育員たちです。ほとんどの方がこの経験やスキルを持っていないどころか、意識すらしていない方が多いことが現代の日本の動物園の課題だと感じています。日々の業務の忙しさや接客レベルの知識で大半の方は満足してしまっているように感じます。井の中の蛙状態です。

なぜなら私もその一人だったから気持ちはすごくわかります。私はすばらしい上司や先輩に恵まれたこともあり、このことに気付き、すぐに行動してからはみえる景色も変わり活躍の場が広がりました。この気付きを本気で飼育員を目指す方には、ぜひ始めから知っておいてほしいと思いこの記事を書こうと思います。

専門学校での動物園学、成長する姿にわたしも勇気付けられている


飼育員ならば動物が好きは当たりまえ、人より100倍好きでも普通です。
動物は可愛いから好き、癒される、人と関わりたくないという理由だけで飼育員を選んだ方は長続きはしません。


ではどこを意識している方が活躍しているのでしょうか。
#1#2でお伝えしたことは実践的にもかなり重要ですが、今回お伝えすることは長期的に活躍するためにかなり重要になります。もちろん面接でもこれを実行している方や意識している方は採用される可能性が高まることは間違いないでしょう。
実際にこの業界で活躍している方のほとんどがこの経験を常にしている方、またはこれの重要さに気付いている方です。
ぜひみなさんもこの機会に視点を変化させてみてください。
それでは今回も行ってみましょう!

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