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ノウサギ Japanese Hare

【ZOO 21st ~21世紀の動物園note~】

東北地方などでは冬に体が白くなる

 ノウサギ(ニホンノウサギ)には、本州日本海側固有亜種のトウホクノウサギ(L. b. angustidens)、本州太平洋側、四国、九州固有亜種のキュウシュウノウサギ(L. b. brachyurus)、佐渡島固有亜種のサドノウサギ(L. b. lyoni)、隠岐島固有亜種のオキノウサギ(L. b. okiensis)の4種がある。

 東北地方などでは冬に体が白くなるものが多く、九州などでは普通白くならない。
 この毛色の変化は気温ではなく、日照時間に左右される。
 野生下では、生態系の下部に位置し、常に天敵に狙われる存在であるため、素早く敵の存在をキャッチするための長い耳や360度の視野を持つ眼、敵から逃れる為の強靭な跳躍力を持つ大きな後ろ足を備えている。

ノウサギ解説

ウサギ目 ウサギ科
学名:Lepus brachyurus
本州・佐渡・隠岐島・四国・九州に分布。
朝早くと夕方活動し、木の皮や草を食べる。
頭胴長43~54㎝、尾長3~4㎝、体重2~3.5㎏。
ニホンノウサギとも表記される。

ノウサギの写真集

他の種類のウサギ

【見出し画像 2008年11月 周南市徳山動物園】

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