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中国版TikTokから学ぶ日本のTikTok今後の展望

皆さんこんにちは、ゾノさんっ🍃です!



これまでは今のTikTokについて魅力などをお話してきました。
今回はこれからのTikTokに起こる「変化」についてお話していきます。

・どんな機能が追加されていくのか。
・収益化できるプラットフォームになるの?
・その時に大切なこととは!?


今の3つのうちどれか1つでも気になった人は要チェックです。
中国版TikTokと比較しながらお話していこうと思います。

中国と日本じゃ違う!?アプリの比較


まず、中国と日本でTikTokの中身が全然違うことは知っていました?
確かにアイコンは一緒ですが、中身はLINEとWeChatくらい違ってきます。
(名前も中国版は「Douyin」、日本を含めた世界共通版が「TikTok」)

運営するのは中国版・日本版共にByteDance社です。

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ByteDanceは時価総額8兆5000億円ほどの世界的企業。
「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは約7兆円
Wiiで有名な任天堂は約5兆円。
である事から大企業である事は非常に大きい会社である事は分かりますよね。

「では、何が違うのか?」

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1つ目はユーザーなど人に関する部分

ユーザー層の違いは「芸能人が多い」ということ。
中国版は50%程度が一般人、30%強がインフルエンサー(俗に言うYouTuber、Instagramerなど)、そして10%程度の芸能人という割合です。

TikTok 中国ユーザー層

(参考:CLARA ONLINE)

日本のTikTokを見ているとあまり芸能人はいませんよね。YouTuberなども初期よりは多いですが、最近増えてきたという印象です。

日本のTikTokでも徐々にインフルエンサーが徐々に増え始めている、YouTubeでは既に芸能人が増えていることからも今後は芸能人が参入してくると言えます。

2つ目は実装されている機能の違いです

中国版と日本で機能の違いは大きく分けて3つ。
①Live配信機能
②EC機能
③店舗ページとPOI

1つ1つどんな機能か説明していきたいと思います。

①Live配信機能
近年、日本でも17liveやshowroomといったライブ配信メディアが人気になっていたり、Instagramでライブ配信ができるようになったり生配信の市場は日々、大きくなっていますよね。

中国版TikTokでも同じようにライブ配信の機能がついています。

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(参考:36krJapan
17liveなどと似て、投げ銭制度が。
さらに、ファンコミュニティのような機能もあり、加入費を投げ銭とは別で貰うことが可能です。
中国ではライブ配信の需要が大きかったことからイチ早く実装されていますが、今後日本でもライブ配信市場が拡大すると言われています。

現にライブ配信機能が実装されつつあります。
ライブ配信において大切なのがファンの数
これは機能が追加された時に多い方がより有利に働きます。
当初からファンが多ければランキングなどにも載りやすく、新規のユーザーにも見てもらいやすい。

TikTok 中国live

(参考:36krJapan
要するに雪だるま式に見てくれる人を増やせるし、ファンも増えやすいってことです。
なので、今のうちからフォロワー、そしてファンの人を少しでも多く増やしていきたいですよね。

②EC機能
中国版ではアリババなどが運営する大手ECサイトと連携し、動画内で紹介されたり、使ったりしているアイテムと紐づけることが可能に。
私のアカウントで言うと、カメラやその周辺機器などですね。
そのため、TikTokを見て「欲しい!」と思ったらすぐに販売サイトに飛んで購入できるんです!

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しかも、ECサイトでの売上の1部が還元される仕組みになっているので、紹介したクリエイターはマネタイズもできます。
「自分で商品をプロデュースして、自分で紹介して販売する。」
というインフルエンサーは今でもいますが、その動きがさらに加速することも考えられます。

③店舗ページとPOI
簡単に言うと位置(店舗)情報を共有できる機能のこと。
Instagramなどで投稿を見て「自分も行ってみたい!」と思った時、どこの場所なのか位置情報から飛んで確認しますよね。
それと似ていて、TikTokの動画にどのお店や場所なのか位置情報を掲載できる機能です。

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(参考:中国IT茶室

Instagramではこの位置情報、店舗ページに飛べる機能のおかげで使い方の幅が広がり、さらに使われるようになりました。
TikTokでは店舗側がクーポンを発行できる機能もついているので、もっと活発に使われそう!


マネタイズの危険性とブランド

機能の話を詳しくしましたが、その共通点は「収益化」の流れが今後強まるということ。
TikTokというプラットフォームもそうだし、これから始めるユーザーも収益を目的に始める人も増えることでしょう。

ですが、そんな中でも私が大切にして欲しいのが「楽しむ気持ち」「信頼」の2つ。
私たちはあくまでもクリエイターです。

「お金に縛られて遊び心や挑戦する気持ち、その過程で味わう楽しさを忘れてはいけない。」

私はそう思います。
そして何よりも大切なのは「信頼」
ECサイトと連携して商品紹介でお金が入る。
タイアップ広告の動画を作ったら儲かる。
確かに私達が動画を作り続ける上でお金は大切。

ですが、お金が目的で好きでもない商品を紹介したり、あまり気に入ってない動画なのにお金になるからと投稿したりするのは「楽しくない」だけではなく、見てくれているも興醒めしてします。
これは短期的に見ればお金を稼げるかもしれませんが、長期的に観たらフォロワーからの信頼が下がり、マイナスです。

だからこそ、楽しみながら自分が良いと思ったモノ・コトを動画にする。
そういった姿勢が良い方向に進むと信じています。

最後に

今回は中国版TikTokから今後の日本版TikTokの変化をテーマに話してきました。
ユーザー、機能における中国版との違い、そして収益化の流れが進む中で私自身が気をつけたい事についてお話しました。

今後もどんどん変化するTikTok、実装される機能への対応を少し意識しながら楽しんで動画を作っていきたいと思います。

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