探究力と勇気づけ子育ての関係① ~「探究学習」って何?~

こんにちは、ぞみーです。

「12歳までに探究力あふれる子供に育てる! 勇気づけ子育てコーチ」として世の中に勇気づけ子育てを広めていくんだと活動している私。
でもある方からご質問をいただいたんです。
「探究力って何?勇気づけ子育てとどう関係があるの?」
と。

そういえばちゃんとご説明していなかったと思うので、じっくりしっかり連載にてご説明させていただきます。
この連載を読めば、あなたも勇気づけ子育てを取り入れて子供の探究力をのばしたいと思うようになりますよ。

まず本日は、最近よく聞く「探究学習」ってなんぞや?
というところから。

新学習指導要領で導入された「探究学習」

「探究」という言葉は、2020年から小学校、中学校、高校と順に導入されてきた新学習指導要領の高校版に出てきます。
「総合的な探究の時間」「古典探究」「理数探究」といった名前の教科が新設されたんです。

でも、言葉としては出てこなくても、小学校、中学校でもこの「探究学習」というのは新学習指導要領のベースになっています。
探究という言葉は入っていませんが、小中学校では「総合的な学習の時間」という教科があります。
この教科の中で、探究学習の基礎となる学びを実践していくのです。

さらに、各学校の新学習指導要領に共通して出てくるのが、「主体的・対話的で深い学び」という言葉です。
実はこの学び方こそが、「探究学習」に通じる新しい学び方なのです。

主体的・対話的で深い学びって?

ではこの「主体的・対話的で深い学び」って、どんな学び方なのでしょうか。
新学習指導要領には、「子ども達の頭の中がアクティブに働く学び」だと書かれています。
これは、与えられた知識を覚えて問題演習をするような、旧来型の受け身の学びではありません。

まずは、子ども達が「これ何だろう?」「え、こんなことってあるの!」「なんか分かるような分からないような・・・」と、
モヤモヤ
びっくり
はてな

で頭の中がぐるぐる動くような未知の課題やテーマが設定されます。

そして、その「モヤモヤ」や「はてな」から問いを立てて自分で調べたり考えたり、目標に対して試行錯誤したり、子ども達同士で協働しながら学んでいきます。
その結果、また新たなモヤモヤ、びっくり、はてなが生まれて学びを広げ、深めていく・・・

そんな学びが「主体的・対話的で深い学び」なのです。

探究学習で学ぶテーマとは?

では、この探究学習で学ぶテーマとはどんなものなのでしょうか?

実はこれは、各学校で自由に設定できるものなのです。
だから各校、職業やSDGsに絡めたテーマで子ども達が社会とのつながりを感じられるようなテーマを設定することが多いようです。
長男が通う探究型オルタナティブスクールの先生は、このテーマに「人生で大切な概念」を設定していると仰っていました。

子ども達が探究学習を通して、これからの世界で生きていくために必要な考え方や知識、スキルを学び、生きる力を育てていく。
それこそが、「探究学習」というものなのです。

まとめ

私が定義する「探究学習」とは、「人生において大切なことを、主体的・対話的に深く学んでいく」という学習です。

この学びを進めて行くには、従来の教育で求められてきた力だけではない、「探究力」が必要になってきます。
次回はこの「探究力」って何かを詳しく解説します。

それでは本日はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキ・フォローいただけると喜びます。

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