ChatGPTに負けない、子供の力の伸ばし方
こんにちは、ぞみーです。
ChatGPTが流行って、多くの人が「今まで重視されてきた能力がすべてAIに代替されていくこと」が差し迫っているとに気づいてきたようですね。
Twitterでにわかに探究学習の話題が盛り上がっていたりして、教育熱心な親御さんの関心のベクトルが少しずつ変わってきたのかも!と感じる今日この頃です。
そんな中、こんなつぶやきを拝見しました。
「探究学習とか聞くようになったけど、子供のどんな力を伸ばしてあげるのがいいんだろう。従来の国語算数の力を伸ばすほうが、目に見えて成果が分かるからやりやすいけど、探究学習と言われるとわからない・・・」
そうですよね・・・。
子供達が将来困らないような力をつけてあげたい。でも今まで必要とされてきた能力はそんなに重要でないかもしれない・・・
じゃあどうすれば!?
そんな気持ちになりますよね。
今日は、これからの時代に必要な力を伸ばす親の関わりについて、お伝えしたいと思います。
これからの時代に必要な力とは?
まず、今少しずつ親御さんたちの間で知られるようになってきている「探究学習」。
これってどういう学習なのか、ご存じでしょうか?
詳しいことはこちらの記事に書いているのですが、学習指導要領に書かれているのは「主体的・対話的で深い学び」です。
その学びを展開していくには、これまで重要とされてきたいわゆる知識も必要ですが、それ以上に大切な力があります。
それは、、
学びに対する好奇心
です。
学ぶことが楽しい!あれなんだろう?これは?もっと学びたい!
こんな、子供が自ら学びに向かっていく意欲が最も大事なのです。
それと、集中力や忍耐力、自制心などの非認知能力も必要になってきます。
要するに、学ぶことに抵抗感がなく、自分を律して学びを続けていくことができる「探究力」が必要になってくるのです。
(もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事へ)
好きから広がる探究力
この「探究力」、どうやったら伸ばしていくことができるのでしょうか。
親としては、何かモノになるようにしっかりと子供に伴走しなければならないのでは?と思うかもしれません。
でも、やるべきことは1つ。
それは、
子供を信頼尊敬して見守る
これだけです。
それぞれの子供は、赤ちゃんの頃から必ず、何かしら興味関心を持っているものがあります。
親から見るとしょうもないものだったり、なんでこんなものに!?と思うものかもしれません。
でも、その興味関心を見守り、応援していくことで、探究力を伸ばしてあげることができるのです。
我が家の例をご紹介します。
5歳の次男は、お絵描きが得意です。
3歳年上の長男にはいろんな面で敵わないので、4歳の頃は自分に自信を持てずに泣いてしまうこともありました。
そんな次男を注意深く観察してみると、家で自由時間に塗り絵をしたり絵を描いたりすることが多いのです。
だから、そういった好きなことをする時間を多くとるようにして、勇気づけながら見守ってきました。
次男が絵を見せてくれた時には、「この部分が素敵だね」「集中して描いていたね」「失敗しても諦めなかったね」と、具体的にポジティブな声掛けをしてきました。
すると、、段々と「次男は絵が上手だからね!」と自分に自信を持てるようになり、集中力もつき、失敗してももう一度挑戦したりできるようになってきたのです。
さらに、「カブトムシの絵を描きたいけど、どんなんだっけ?」と図鑑で調べてみるなど、好奇心も育ってきました。
我が家の次男が好きなお絵描きを通して、いろんな力を伸ばしていることがお分かりでしょうか?
こんな風に、子供の興味関心を尊重し、見守ることが探究力を伸ばすことにつながるのです。
勇気づけ子育てで探究力伸ばしを
そして、この子供を信頼尊敬して見守る関わりはまさに、勇気づけ子育ての関わり方なんです。
勇気づけ子育ては、子供と上下関係ではなくヨコの関係で接します。
子供を一人の人間として扱い、子供と対話し、時にサポートしながら自分のことは自分でできるように育てていきます。
そして、子供の興味関心を思いっきり応援しながら見守るのです。
私は勇気づけ子育てを5年以上実践してきて、子育てがラクになるだけでなく、子供達の探究力がしっかりと育っていることに気づきました。
時代は大きく変わってきています。
お子さんにこれからの時代を生き抜く力をつけてあげたいと思う親御さんはぜひ、勇気づけ子育ての関わりを実践してみてください。
きっと数年後、ChatGPTに負けない力を持った子に成長した我が子を見ることができますよ。
では本日はこの辺で。
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