「ジェネレーターたちの知図展」で知的好奇心の空間に浸る
こんにちは、ぞみーです。
今日は朝から、長男と一緒に「ジェネレーターたちの知図展」に行ってきました。
歩いて発見して描く「知図」
「知図展」とは、一般社団法人みつかる+わかるの市川力さんと原尻淳一さんが主催する「知図」の展覧会です。
「知図」とは、歩いて見つかったものや発見したこと、気づきなどをスケッチしたり、言葉で残した記録のことです。
それぞれの描き手がフィールドウォークをする中で、面白いなとか、なんだろうと好奇心のアンテナに引っかかったものが、描かれています。
さらに、そこから調べてわかった事や、描き手の感想なども書き込まれているのです。
だから、様々な人が描いた知図がずらりと壁に貼られた空間は、まさに知的好奇心の宝庫。
1枚たりとも同じ物がなく、どれも素晴らしい好奇心と観察眼によって描かれていました。
私が面白いと思った知図は、たくさんあったのですが、2つご紹介します。
1つは、釣り好きの方が書いたぴちぴちする魚。
ぴちぴち度合いを絵で上手く表していらっしゃって、なぜかこの躍動感あふれる絵に惹かれて目が離せませんでした。
また、子供達の戦国武将好きの影響を受けて、私も戦国武将に詳しくなっていたので、本多忠勝の絵を見つけて大喜び。
その絵の中に、桑名市のマンホールに書かれているはまぐりくん?の絵があり、そのゆるさに魅了されてしまいました。
好奇心を思い出させる
知図展を見る合間に、主催者である市川力さんと少しお話しさせていただきました。
そこで伺ったお話しで印象に残ったことがあります。
以前こちらの記事でも書きましたが、子供は赤ちゃんの頃は好奇心の塊です。
でも、周りの大人の都合によるいろんな抑圧によって、その好奇心を忘れてしまうのです。
それと同じことを市川さんも仰っていて、その好奇心を思い出させるのが、この知図作成なんだと仰っていたのです。
私が「勇気づけ子育て」を通して最終的に目指したい世界は、ママが楽しく楽ちんに子育てして、さらに子供が探究力を伸ばしていくという世界です。
子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする
という考え方で、子供が好奇心を持ってやろうとすることを見守ることで、本来持っている好奇心を忘れさせないことが大切だと考えていました。
でも、好奇心を忘れてしまったとしても、こういう方法で取り戻すこともできるのか!と驚きと共に嬉しく感じたのです。
会場はアーティストが集うアトリエ
話が少し変わりますが、実はこの知図展の会場もまた面白くて、西立川にある石田倉庫アトリエNo5と言う場所なのです。
実はここ、小麦粉の倉庫を約30年前から芸大生らがアトリエとして使っている場所で、アーティストやクリエイターたちの制作の場所なのだそうです。
大きな木のそばにある古めかしい倉庫の中で、いろんな人の知的好奇心に触れることができて、市川さんともお話しさせていただくことができて、とても素敵な時間を過ごすことができました。
そして、、
私も知図、描いてみたいと思いました。
私にとっては、興味ある事や自分の考えをアウトプットする場所はこのnoteであったりするのですが、絵として表していくのもまたいいなと思いました。
自分の家の近所を歩いて、気になったものを絵に描くだけという手軽さもいいですね。
早速子供達も巻き込んで、やってみたいと思います。
この「ジェネレーターたちの知図展」は、明日まで東京西立川で開催されています。
ご興味ある方は、ぜひ足をお運びください。
では、本日はこの辺で。
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