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子供の人間関係に口を出す時、出さない時

こんにちは、ぞみーです。

先日、長男が公園で遊びの輪に入って行けないことがあったと、記事にしました。

親として胸が痛くなるこの話、実は後日談があるのです。

またしても公園で

先日長男は、知らない同年代の男の子達がやっていたドッジボールに入りたいのに、声をかけられなくて入れないという経験をしました。

そして次の週、また同じ公園に遊びに行くと、先週と同じようにドッジボールをしている男の子達がいるではないですか。

そして同じように、長男は入りたそうに眺めたり近くに寄って行ったりします。

でもやっぱり、入れてもらえません。

あぁー、やっぱり自分から声かけるのは難しいのかぁ…

と思いながら見守っていると、、

長男はドッジボール軍団から離れ、持ってきたグローブとボールで1人、壁キャッチボールを始めたのです。

経験から学ぶ

そのキャッチボールが思いの外楽しかったようで、長男は生き生きとボールを投げていました。

すると…

さっきまでドッジボールをしていた子のうちの2人が寄ってきて、話しかけてきたのです。

そしてそのまま、3人でキャッチボールをしたり、よーいどんで競争をしたり、楽しく遊び始めました。

私はその様子を見ていて、ほっとしました。

なぜって、、

長男はまだ自分から輪の中に入っていくことはできないかもしれません。

でも、知らない子から遊ぼうと話しかけられる経験を通して、どんな風に話しかけるのがいいかを学んだはずだからです。

大人が口出ししてお膳立てしなくても、子供達は仲間を作っていくことができます。

そしてその過程で、自分に今できないことを学んで、できるようになっていくのです。

だから、心配だからといって子供の人間関係に口を出したりする必要はないのです。

それでも口出しする時

こんな風に、私は基本的に

"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"

という「勇気づけ子育て」の考え方で子供の人間関係には口出しせずに対応しています。

ですが、時には口出しすることもあります。

それは、子供達が自分や相手を大切にしていないと感じた時です。

例えば、先日長男が、友達と仲が悪いんだという話を始めました。

ある特定の子から、嫌いだと言われたと言うのです。

その時に長男が言った一言がこちら。

「だってさぁ、あの子デブなんだよ」

これはアウトです。

普段なら長男の話を聞き、気持ちに共感しておしまいです。

でも今回は、相手を大切にしない言動をしておいて、自分が嫌な思いをさせられたと言うのは、違うよと話をしました。

また、ある時は友達から階段で押されて落ちたという話をしていました。

5段くらいの高さで、持ち前の運動神経で怪我を回避したということでしたが、一歩間違えば大怪我です。

でも、嫌だった気持ちを誰にも言わず、相手の子にもやめてと一言言うだけだったそうです。

真偽の程は不明ですが、この話が本当に起こった出来事なら、自分の気持ちを押し殺していたことになります。

この時も、長男の気持ちに共感するだけではなく、それは自分を大事にしていることにならないよと、長男に話をしました。


このように、口出しするといっても長男との対話をするくらいなのですが、、

子供が人間関係を育んでいく上で大切にした方がいいと思うことを、伝えるようにしています。

この私との対話で学んだこと、感じたことをどう活かしていくかは、子供達次第です。

その意味では、やっぱり親にできることは、

"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"

だけなのかもしれません。


では本日はこの辺で。

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