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1歳からできる、自分で持ち物準備ができる子の育て方
こんにちは、ぞみーです。
昨日の「ママのせいで!と言わせない。持ち物準備で子供が自立していく方法」の記事をFacebookで投稿したところ、
「声掛けが参考になる!目からうろこ!」
との嬉しいコメントをいただきました。
私の発信を通して、少しでも多くのママが子育てが楽に楽しくなり、子供の力を伸ばす方法を知っていただければ嬉しいです。
今日はせっかくなので、持ち物準備のお話をもう少し続けたいと思います。
持ち物準備は1歳から
昨日の記事では、長男が小学生になってからの持ち物準備について書きました。
もちろん、小学生になってから、持ち物準備を自分でできるように練習していくということもOKです。
ですが、小学生になってからだと、自我も出てきて親子バトルに発展することも多いようです。
そのため、できれば1,2歳ごろから、自分の持ち物は自分で準備するということを練習していくことをオススメします。
そうお話していると時々、
「私は子供のことをやってあげるのが好きだし、子供は勉強や遊びをしっかりやるのが仕事なのだから、子供のことは全部ママがやるわ」
と仰る方もいらっしゃいます。
もちろん、ご家庭ごとのお考えなので、それも良いかと思います。
ですが、私がオススメする「勇気づけ子育て」では
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方をします。
(「勇気づけ子育て」について詳しくはこちらの記事をご参照ください)
そのため、子供も一人の人間として、自分のことは自分でできるようになると考えて、やらせてみてサポートしていくのです。
また、現代は共働きが増えているため、ママが何でもやってあげているとママの負担が大変なことになります。
本業ではIT企業フルタイムワーママである私自身の経験からすると、子供が戦力になるって本当に助かります。
ですので、私は1歳からの持ち物準備を強くオススメするのです。
スモールステップで経験を
我が家の子供達も、1歳ごろから保育園の持ち物準備の練習を始めました。
とはいえ、いきなり自分で何を持っていくべきか考え、準備ができるわけがありません。
1歳ごろは、まず持ち物の1つであるタオルを手渡し、そのタオルをカバンの中に入れるだけ。
それだけでも、できたときは「できたね~!助かるわ、ありがとう」と勇気づけの声掛けをします。
もちろん1,2歳児ですから、機嫌が悪かったり、気分が乗らなくて出来ないこともあります。
そんな時は、「じゃぁまた今度やってみようね」と声掛けして、それでおしまいです。
何が何でもやらせなければ!と躍起になる必要はなく、少しずつ少しずつ、スモールステップでできる経験を積み重ねてきました。
環境を整える
また、子供が自分でできる環境を整えることも、大切です。
自分で支度をしたいのに、準備するものが手の届かないところにあったらできません。
だから、着替えもタオルもコップも、全て子供の手が届くところに収納するようにしました。
さらに、何を準備すればいいかが分かり、子供が楽しんで支度ができる「お支度ボード」を作りました。
作り方は簡単です。
100円ショップでホワイトボードと、裏表白のマグネットボードを購入します。
マグネットボードを縦2センチ、横4センチほどの長方形に切り取ります。
そして、表にはコップとかタオルのように、持ち物の名前とイラストを、反対の面には「ok」とかわいいイラストを描いておくのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89893566/picture_pc_45e7f2b8a505334b46f4beb1e2667cab.png?width=800)
3歳ごろになると、このお支度ボードを見て自分でお支度をする練習を開始しました。
3歳って、ちょうど保育園だと幼児クラスになるので、子供にとって「自分でできる体験」がとっても誇らしく嬉しいのです。
また、マグネットボードをひっくり返すのも楽しいので、喜んでお支度してくれるようになりました。
もちろんこれを使い始めてからも、スモールステップで少しずつ進めます。
日によっては「ママがやってよ〜」となる時もありました。
でも、「勇気づけ子育て」の考え方で、子供は必ずできるようになると信じて見守ります。
そして、できたことに注目して、「ぜんぶ自分でできたね、さすが!」というような勇気づけの声かけをしていきました。
すると、、
現在次男は5歳ですが、もう毎日当たり前のように、自分で支度をするようになっています。
お支度ボードももう、必要ありません。
少し前に、私が盛大に寝坊した時があったのですが、5歳の次男は全く私の手を煩わせることなく、完璧に保育園へ行く準備を終えていました。
こうなってくると、子育てがものすごく楽になります。
まとめ
このように、子供が自分で持ち物準備をできるようになるには、環境を整え、スモールステップで経験を積んでいってもらうようにサポートをしていくことが大切です。
そして、何より大切なのは、「勇気づけ子育て」の根底にある
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方を忘れないことです。
出来ないときも、やる気がない時も、「この子ならいつかきっとできるようになる」と信じて見守り、サポートし続けることが、子供の自立につながるのです。
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