おサボりさんと言い訳して

私は大学生です。
大きいキャンパスではありますが、私の在籍する学科は40人ほど。
必修の授業などは被ることが多く、そこそこ仲のいい子も居れば「顔知ってるなぁ〜挨拶しておこう〜」程度の知り合いも増えたのです。

キャピキャピ、サークル、飲み会…人生の夏休みとも呼ばれる大学生活ですが、双極性障害持ちの私にとって大学生活は悲しいことに人生の夏休みとは思えない…。

サークルに入るなり、もっと仲の良い友達を作るなり、社交的になるといいのでは?と思うかもしれません。
私もできればそうしたいです。

じゃあ、なんで行動に移さないの?
双極性障害を患っている事を隠したいのです。

最近は「メンヘラ」って言葉がよく使われています。
ですが、この「メンヘラ」と言われる人はだいたい『かまってちゃん』の延長線だと考えられます。
このようなことがあるからこそ、余計に隠したいのです。

双極性障害……。
人それぞれ症状は違うと思うのですが、私の病状は鬱転し鬱の時期に入ると寝たきりになってしまいお外に出られなくなっちゃいます。
何もかもネガティブ、短い期間ならいいのですが長期になると本当に辛いものです。
そんなことがあり、出席を取らない授業を多めにして時間割を作っています。じゃないと、出席数が足りなく単位を落としてしまうから…

そして鬱状態から脱出、躁転し躁状態の時に通学し授業を受けます。

最後に…ここの題名である「おサボりさんと言い訳して」の話になっていきます。

私は大学にいる限り、双極性障害を患っていることを友達にも知られたくない。
(そんな頑固な性格になってしまったことも、これからnoteに書いていこうと思ってます。)

そこで思いついたのが「おサボりさん」

友達「出席してないけど単位取れんの?笑」
私「まぁ大丈夫でしょ〜なるとかなるなる」

友達「今日来てないけどまた授業サボってるの?」
私「ごめんごめん!これから友達とご飯行くことになったからさぁ〜私、おサボりさんだから許して〜」

これがよくある会話たち……

遊んでばかり、授業なんてそっちのけのサボりがちな女子大生を演じているつもりなのです。

私が発する「おサボりさんだからさ〜笑」はある意味、ウソっ子。
本当は鬱状態で、本当に辛い……。

そこまで辛い思いするなら、退学するなりすればいいのでは?と思う方も多いと考えられます。
ですが、私は諸事情で高校は通信制。
中堅と言われているこの大学に入れたのも奇跡的なのです。
だからこそ、辞めたくはない。

今日もこれからも、ちょっと疲れちゃうと思う。

それでも、卒業まで私は「おサボりさん」を演じ続けよう!そう決めたのです。

#双極性障害 #精神疾患 #躁鬱 #大学生

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