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【ネタバレあり】映画「大怪獣のあとしまつ」について思っちゃうこと

 ガチのバチにお久しぶりです。ゾル田です。

 昨日、映画「大怪獣のあとしまつ」を見ました。
  ストーリーはほぼ知らず、世間の評価だけ知っての鑑賞となりました。
 そこで感じたことを書くやつをやってみたい。
 相も変わらずストーリーをぜーんぜん覚えてないのですが、物は試し…ッ!運否天賦…ッ!!!

※注意
 ①本作のネタバレ含められるよう頑張ります
 ②ガッツリ罵倒をする気はありません。今更私が言わなくてもいいしな。

(ネタバレ回避の空白のやつ、やってみたかったんだよね。最高すぎ。)


















■単純な評価「あー…そういう感じね」

 世間の持ってるイメージと同じような印象だったと思う。他の方のレビューをたくさん見たわけじゃないから明確には知らないし知る気もないけど…

 正直この手のパターンは珍しい。私は割とどんな映画でも楽しめるタイプだ。最近だと100ワニとか見たけど、あれ普通に面白かったよね?

 以下、そんな印象を持った人間の文章であることはご承知おき願いたい。

■直後の感想「疲れたぜ…」 

実は本作テンポは悪くなく全然見れる。目を離すタイミングはほぼ無い。

 が、内容は?極論「考え無しに始め徒労に終わる」の繰り返し
 無論視聴後だから徒労と判断できるのだが。

  加え、本作の特徴に「頭のいい人がいない」という点がある。「考え無し」に拍車がかかる。徒労のバッファ。

 徒労が続けば疲弊する。そんだけの話。

■帰路での感想「何がやりたかったのぉ…?」

 私の小さい脳で反芻すると浮かぶ感想。

 何だったんだこの映画。何がやりたかったんだ。コメディか?政治批判か?人間の愚かさへの警鐘か?それともカッコイイ特殊部隊を映したかっただけか?
 恐らく全てが正解であろう。そして全てが不完全だったのだ。本当に見せなかったものは何なのか。私の脳が小さいからか理解できない。納得できない。

 そして何より納得いかなかったのがオチだ。本作を凄く雑に要約すると「山田涼介の舐めプで世界を苦しめる話」である。でも山田涼介は常に真剣なのだ。舐めるなら舐めろ。やるならさっさとやれ。何がしてぇんだよ!!

■良かった点「土屋太鳳」

  これね。良かったよね。最高。
ちょっと大人っぽいというか、人妻感というか。でも無邪気なとこもクールなとこもあってさ。NM4を駆るシーンも良かったよな。ここだけは手放しに褒めていいよな。
 俺もチューしたいンゴねぇ…(流罪)

■悪かった点「まぁ…」

 他の人が書きまくってると思うし、私は書かん。よろぴこ〜(笑)

■勝手に思おう「じゃあ私なら何がしたい?」

  ここまで言ったなら何か提案しよう。なーんの責任もない私だからこそ、雑〜に提案をしよう。それがド不人気者の特権だ。

 上でも述べたが本作が批判される最大の理由は「何がしたかったのか分からない」ことにあると思う。
 なにか1個に絞って高密度にすれば凄くいい作品になったと思う。例えば
 ・大臣達にスポットをあて、政治の世界について深く黒く描写する
・特殊部隊にスポットをあて、上からの圧力や特殊技能、そのスタッフの活躍について掘り下げる。
・山田涼介とデウス・エクス・マキナにスポットをあて、「光の巨人って遅れてくるよね〜w」とコメディにする。

 私が見たいのは後者のコメディ路線だ。
テレ東の金曜25時半に5〜10分枠で1クールやる。
毎回怪獣をお馴染みのキャラのパロディでやる。コメディと言っても本作くらい真剣にやる。(恐らく既存なんだろうな私が知らないだけで)

■最後に「これはクソ映画か?」

 私は本作をクソ映画とは認めない。
しかし褒めている訳では無い。

「こんなんまだまだデビルマンに比べりゃ序の口よ」とか言いたいわけでもない。私デビルマン見ていないから言えないし。

 クソ映画って言葉の定義次第なところはあると思うが、私は「愛」の話だと思っている。

 結局みんなデビルマン好きだろ?
 結局みんなドラゴンボール好きだろ?
 結局みんなシャークネード好きだろ?

好きだから、平凡で普遍で皆様ご存知カテゴリーに突っ込み敷居を下げる。
他者が踏み込んだ瞬間、非凡で特殊で俺しか知らない作品の凄みを語る。

そのための仕組みが「クソ映画」だろう?

じゃあ本作は好きか?

少なくとも私はクソ映画とは認めない。

以上

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