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海外引っ越し、何を持っていくべきか?

日本から送っていた船便が、先週届いた。「40日ぐらいかかる」と言われていて、クリスマスも挟んだのでもっとかかるかなーと思っていたら、35日目ぐらいで日程調整の連絡が届き、42日目には完了していた。優秀

引っ越し準備でやったこと&やっておいた方がよかったことを纏めておく

引越しの手順

はじめに、手順をおさらい。一度でも自分で引越ししたことがある人なら、大体の流れは同じなのでそんなに危惧することはないと思う

① 引越業者を決めて、荷物の搬出日を確定させる
我が家は夫氏の会社指定の2社から選べたので、相見積もりをとった。見積りの際に、どの荷物は持っていく/いかない、持っていくものは船便か航空便かを聞かれるので、事前に整理しておくと良い

② 諸々手続き
ここは国内引越しと同じ。不動産やガス・水道・電気の解約手続きをする。郵便の転送先はそれぞれの実家にした。(宛名が連名の郵便は筆頭の人に届くっぽい)

③ 並行して、荷物を片付ける
この操作も、いつもの引越しと同じ。電圧が違って使えないもの、嵩張るかつアメリカでの調達が容易なものは、ほとんど処分した

④ 持っていくものの買い出し
買っていきたいものを考えて、買い出しをする。これは後でも書くが、こだわりに合わせて過剰になりすぎない程度で良いと思う

⑤ 荷物搬出
おまかせパック的なやつだったので、搬出当日に引越し業社の人が荷物を全部梱包してくれた。楽チン!!
箱の数と中身を書き出しておいてくれるので、保証額の入力とサインをして完了

⑥ 渡航・現地での買い出し
荷物を出したら、自分も渡航する。(私はこの間20日ぐらい旅をしていた)
現地で買えるもの、特に大型家具は現地で買う。家電は備え付けのことがほとんど、ベッドはサイズの規格が違うので注意

⑦荷物搬入
アメリカの税関を通過したら業者から連絡が来るので、搬入の日時を調整する。当日は日本語が話せる1人とアジア系の人が2人来て、作業してくれた。搬出の時にサインした荷物の内容一覧を片手に、漏れがないか確認して完了


輸送方法

航空便と船便を選べて、ものによって分けられる。前者の方が値段がはるので、すぐに必要なものだけを対象にすると良い

航空便:1~2週間
船便:西海岸だと所要40~50日、東海岸だと60~70日ぐらい


最大の注意点:持っていくことができないもの

アメリカ引越しでの一番の注意点は、「食品を送ることが一切できない」こと。これは結構驚いた。そして手荷物で大量に持っていくことになった

(2022年8月追記)
最近サンフランシスコ空港では税関にチェックが厳しくなっているらしい。日本から持ってきた荷物を逐一チェックされて(日本語表記も翻訳アプリを使って)、肉及び肉のエキスが入っているものは全部没収されるそうな。皆さまお気をつけて

電動自転車、処方薬、スプレー缶も送れないので気をつけたい。この辺は引越し業社さんが気づいて指摘してくれた


残念ながら処分したもの

冷蔵庫・オーブンレンジ・洗濯機: 大型家電は備え付けなので不要
ドライヤー・アイロン:電圧が違って危ないので処分
ソファ・ベッド・テーブルなどの家具:でかくて送料が嵩むので、使ってくれる人に進呈

家具・家電や小物類を処分するにあたって、メルカリとジモティーをたくさん使ったところ、お小遣いが数万円貯まった。わーい


持ってきて良かったもの

サンフランシスコ・ベイエリアには日本人がたくさん住んでいるし、日本食スーパーやダイソー、無印良品もあり、AmazonもRakutenも使えるので、買えないものは基本的に無い

よってもって、持ってくる必要性が高かったものは実はあまり無い

強いて言えば、漆塗りの食器(ちょっといいやつが欲しかった)や、期限の短い生菓子(夫氏は和菓子好き)、日本で使っている市販薬は手に入りづらいので持ってきて良かった

あとは日本製品のメンテナンスはアメリカでは難しいので、眼鏡の調整とか時計の電池交換とかは済ませておくと良いかもしれない


アメリカで手に入れたもの

渡米から約半年間、夫氏はベッドと椅子1つ以外の家具を買わずに過ごしていた。急なミニマリスト

他には、私と入れ替わりぐらいの時期に日本へ帰る駐在員の方が複数いて、ソファ・照明などなどを譲ってもらった。有り難い限り

貰い物ばかりで生活しているが、文化的にも根付いているようで、ガレージセールや中古品のやり取りは盛んな模様。Craigslistはジモティー的な感じで、近場の人と取引できるので大型家具も買える

メルカリ(アメリカ版)も使えるし、スーパーやネットショッピングも便利なので、お買い物は相変わらず捗りそう。引越し前も後も、買いすぎには注意


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