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シリコンバレーの生活事情:2020年9月10月まとめ

前回の記事はこちら

これを書いている11月2日は、明日に選挙の投開票を控え、なんだか落ち着かない。選挙が終わればまた、いろんなことが起こるだろうから、その前にこれまでの日々の振り返りをしておく


コロナウイルスと規制の状況

相変わらず新型コロナウイルスが猛威を振るっている。アメリカ全体では収まりかけていた第二波が9月の初めから再度盛り返して第三波が到来。まだ天井を打つ気配がない

データはSmartNewsから。1日の新規感染者が10万人を超え始めた

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我らがサンタクララ郡は9月に入ってかなり減少を見せたものの、10月はさほど減らなかった。後述の通り徐々に規制を緩和していっているので、その影響が大幅な増加に繋がっていないだけ良い、と言えるかもしれない

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8月に発表された以下の色分けで、段階的に規制を緩和する方法が継続して取られている。詳細はこのサイト

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サンタクララ郡は8月には紫だったが、その後9/4に赤へ、10/14にオレンジのカテゴリーに移行した

その結果、現在では25%または50%のキャパシティを保てば、多くの店や施設が屋内での営業を許可されるようになった。また、学校も再開しているらしいが、その判断は学区に任されている様子

一方で、未だに多くの会社が特別な理由がある場合を除いてリモートワークを継続している。郡としても基本はリモートワークを推奨しているので、従っている会社が多い模様。これに伴って家賃の減少も続いている

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出典こちら。10月初旬のデータでサンタクララ郡では10%以上、サンフランシスコに至っては20%以上の賃貸価格減少が起こっている


山火事のその後

9月に入っても火の勢いは収まらず、連日オレンジ色の空気が一面を覆うということもあった

現在ではほぼ鎮火され(先週またLA周辺で燃えていたみたいだけれど)、空気も正常に戻ってきた

今年の山火事は、ここ20年ほどで最も被害が大きく、気候変動の影響といわれている。被害が広がる中で、将来にわたっての被害に歯止めをかけるため、2035年以降のガソリン車規制が発表された


大統領選の様子

明日11/3に迫った大統領選挙だが、カリフォルニアは歴史的に民主党が強く、結果が決まっているため、我が家の周辺ではあまり大きな運動や集会は開かれていない

さらに、これまでは希望者のみに送られていた郵便投票用紙が、今回は選挙人登録した全員に送られているため、多くの人が投票所に行かずに事前に郵便投票をしていることも一因っぽい

日本でいう選挙ポスターの代わりに使われる、地面に刺す立て看板(ヤードサイン)も、我が家の周辺ではバイデン候補のものか、同日に行われる下院・地方選挙の候補者のものばかりで、トランプ大統領のものはほぼ見たことが無い

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冒頭で、落ち着かない、と書いたけれど、選挙後には混乱や暴動が予想されている。どこまで日本で報じられているのかわからないけど、トランプ大統領は暴力を助長する行動・発言を繰り返しているし、マスクもせずにそれに従う人たちがいるのである。なんてこった

ちなみに、混乱を予想してウォルマートが店頭から銃を撤去したが、その後銃規制の支持者からの批判が相次ぎ再び店頭に戻すといったニュースもあった


我が家の近況

最近、2人でゴルフを始めた。1ラウンドの料金が日本の半分以下な上、車もあるのでかなり手軽に楽しめそうである

私たちに限らず、アメリカでは(日本でも?)コロナ禍でゴルフ人気が高まっているらしい

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最近面白かったのは、インフルエンザの予防接種をドライブスルー方式で受けたこと。だだっ広い駐車場に設置された、通り抜けられるテントの中で、車に乗ったまま窓だけ開けて注射。手軽でリスクも少なくて良かったので、個人的には毎年これでいい

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夫氏の会社は来年の6月までのリモートワークが決まった。アメリカに来てから、在宅勤務の期間の方が長くなりそう。私の就職活動は佳境。そろそろ社会復帰の練習をしなくてはいけない


さて、明日は選挙。どんな結果になっても、これ以上人が傷つかない方向に進みますように!



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