感性の話〜SASUKEくんまじ天才。〜

感性って、インプットがないと育たんよね。

わたしのすきなアーティストの1人、SASUKEくんの話をしようと思います。

このさわやか少年がSASUKEくん。

2020年9月現在、15歳か16歳。

トラックメーカー、歌手として活躍中。たぶん。

幼少期からMacのGarageBandで作曲したりDJをしたりしていたらしい。

ソースは確かじゃないです、すみません。

作詞作曲ともに彼自身で行い、キャッチーでフレッシュなサウンドなのに懐かしさもある、ナイスな曲をリリースしている。

わたしが好きなアーティストを見つけるときは、だいたいサウンドやMVのビジュアルがフックになるし、彼についてもそうだったけど

その中でも特にお気に入りの曲『平成終わるってよ』はリリックに心を打たれた。

一番好きな一節を紹介する。

「平和平和繰り返し結果炎上する日本

FPS、PS、DS、Switch、Wiiゲームする一方

どこもかしこも問題、災害、だ何で？

技術の進歩と共に背負う物はデカイ」

才能に年齢は関係ないとは思いつつさ、

15歳で「技術の進歩とともに背負うものはデカイ」って言える？

わたしは言えませんでしたどう考えても。

テクノロジーが急速に進歩するこの世の中、

音楽、ダンス、映像、教育、科学、ビジネス、それらを含むあらゆるデザインに携わる人全員に通ずる教訓ですよね。

進歩とともに背負うものは本当にデカイ。

他にも、サビの歌詞、

「平成最期のなんちゃらとか

言ってる間に時間は経ってる

平成平成じゃなくて

ネクストブレイクは誰だか」（ちなみに2019年の曲です）

日本語ラップLOVER韻フェチのわたしとしてはこの子音踏みする言葉の並べ方もたまらないんですが、

そう、時間は経ってるんだよね、うかうかしてられません。

よく、「近い将来きっとこんな世の中になるだろう」みたいな、

20年前30年前からあるような進歩神話的な語り方をしてしまうけど、

近い将来って実はすぐそこに迫ってる。と思う。

今を生きることは、未来を見据えることだし、過去を忘れないこと。

その両方揃って初めて今の自分の生き方あり方を実現できると思う。

話戻るけど、このサウンドにこのリリック、まじで高校生ですか？SASUKEくん。

彼の作品に触れるたびに、彼のルーツを詳細に紐解きたい欲に駆られる。

インプットのひきだしを片っ端からあけて覗いていきたい。

どんな育て方をすればこんな感性をもった人間が育つの？？

何に影響を受けたの？？

アウトプットからみてとれるインプットの質の高さ。

スゲェ。

今後も要チェックです。