見出し画像

『呪術廻戦』の日車さんの領域展開「誅伏賜死」で裁判のゲームを考えてみる

こんにちは、『呪術廻戦』好きなボードゲームデザイナーのミヤザキです。

19巻、出ましたね。今回もとてもおもしろかったです。

以前から『呪術廻戦』では呪霊が人生ゲームや麻雀を遊んでいたり、そもそも登場人物たちが使っている能力が相手にルールを強制するものだったりでボードゲームっぽい要素が多いなと思っていたのですが、最近始まったバトルロイヤルな死滅回遊はまさにゲームそのもの。

そして19巻で大活躍する日車さんの弁護士ならではの能力がめっちゃゲームだったので、読んだ勢いで彼の能力っぽく遊べるルールを考えてみてしまいました。

以下、ネタバレ&『呪術廻戦』を読んでない人にはピンとこない内容になると思います。ご注意ください。

誅伏賜死ゲームルール

プレイヤー数:3人〜、プレイ時間:10分〜、対象年齢:不明

概要

被告・日車さん・ジャッジマンに分かれて最低3人で遊びます。被告は頑張って言い訳をして、術師は被告に有罪判決を下して死刑デス・ペナルティにしましょう。ジャッジマンはなるべくフェアーにお互いの言い分を聞くとゲームが盛り上がるでしょう。3人以上の場合はジャッジマンを複数人でやってください。

コンポーネント

・容疑カード×たくさん
・証拠カード×たくさん
・ハンマー×1

ゲームの準備

・適当な方法で誰が被告、日車さん、ジャッジマンでプレイするかを決めます。もっともテストの点数が良かった人が日車さんをやると良いでしょう。
・容疑カードをウラ向きでよく混ぜて、容疑山札を作ります。
・証拠カードをウラ向きでよく混ぜて、証拠山札を作ります。
・日車さんはハンマーを持ちます。
・日車さんが「領域展開、誅伏賜死」と宣言したらゲームスタートです。

ゲームの流れ

1.ジャッジマンは容疑山札からカードを1枚引き、その内容を読み上げます。容疑カードには被告が犯したかもしれない罪の内容が書かれています。
例)〇〇は18歳未満にもかかわらず、パチンコ店に客として入店した疑いがある。

2.日車さんは証拠山札からカードを3枚引き、手に持って自分だけが内容を確認します。証拠カードには何らかのアイテムや状況が書かれています。
例)自分が写っている写真

3.被告は日車さんが持った証拠カードのうち、1枚をランダムに選んで引いて自分のものとします。

4.被告は手に入れた証拠カードの内容を都合よく解釈し、ジャッジマンに向けて容疑を否認します。

5.日車さんは残った2枚の証拠カードのうち、より被告を追い詰めるのに適当だと思う1枚を選び、その内容を都合よく解釈してジャッジマンに向けて被告の有罪を主張します。主張が終わったら、ハンマーでどこかを適当に叩きましょう。

6.ジャッジマンは両者の主張を踏まえた上で、被告が有罪ギルティ無罪ノット・ギルティかを決めます。有罪ギルティの時、興が乗ったら没収コンフィスケイションと叫ぶのもおすすめです。

ゲームの終了と勝者の決定

判決が無罪なら被告の勝利、有罪なら被告は2回まで裁判のやり直し(流れの1から再プレイ)を請求できます。つまり、被告を3回有罪にできたら日車さんの勝利で被告は死刑デス・ペナルティとなります。ジャッジマンは大変ですが頑張ってください。

注意点

・ゲーム中、お互いにあらゆる暴力行為は禁止です(言葉の暴力は別)。
・容疑カード、証拠カードの内容を適当に考えてもらえば遊べそうです。
・テストプレイは一切していないので、ゲームが成立しているかは謎です。

みんなも呪術廻戦を読もう!

ナイスプレー!