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『呪術廻戦』で特級呪霊たちに遊んでほしいボードゲーム

『呪術廻戦』を読んでいると、職業柄、本筋ではないある部分が目についてしまいます。

それはボードゲーム。主人公たちの宿敵の呪霊たち、ミーティングの場でやたらボードゲーム遊んでるんですよね。人生ゲームとか麻雀とか。

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『呪術廻戦』(芥見下々/集英社)より引用

コミックスのコラムによれば、彼らにとっての敵である呪術師たちが術式の運用にゲームっぽいルールを使っていることがあるから、その勉強のためだそうです。ガチ実利!楽しみながら学ぼうという姿勢は素晴らしいですね。

でも、せっかくボードゲームを楽しめるくらいの知性を持って生まれたわけですから、他にもいろんなゲームを遊んでほしいものです。

というわけで、本noteでは、チーム特級呪霊+両面宿儺におすすめしたいボードゲームをご紹介します。

漏瑚(じょうご)におすすめ

漏瑚さんは人が大地を恐れる気持ちから生まれた呪いだそうです。彼はとっても強い呪いなのですが、物語の中では自分より格別に強い相手とマッチングされてしまいがち。

そんな苦労人の漏瑚さんには、何も考えずに笑って遊べる『テストプレイなんてしてないよ』がいいんじゃないでしょうか。術式対策にはならなさそうですが。

花御(はなみ)におすすめ

森林を恐れる人の気持ちから生まれたであろう花御さんは、緑がたくさんあったら嬉しいでしょうから、やっぱり『テラフォーミングマーズ』を遊ぶといいんじゃないでしょうか。

火星に入植する企業になって、火星を緑で包んでいい感じに発展させるゲームです。ただ、独自言語で喋る花御さんとボードゲームするのはちょっとつらそうですね。

脹相(ちょうそう)におすすめ

脹相さんは呪胎九相図の長男。弟思いの熱血漢です。

でも脹相さんはプレイ中の『人生ゲーム』のコマを破壊していたので、ボードゲーマーとしてのマナーは最悪ですね。

そんな脹相さんに勧めるゲームはないです。何も壊さなくて済むし、ジャンケンとかしてればいいんじゃないでしょうか。

陀艮(だごん)におすすめ

陀艮さんは海を恐れる気持ちから生まれた呪いっぽい。一見可愛らしい見た目をしていますが、一度キレたら話を聞いてくれなくなるという結構厄介な性格です。できれば一緒にボードゲームしたくないですね。

『アンガーマネジメントゲーム』でもやって、周りの人と怒りの基準を比べてみるといいんじゃないでしょうか。あとはモチーフに即してクトゥルフ系のTRPGとかやるとよさそう。

真人(まひと)におすすめ

真人さんは人間から生まれた呪いだけあって性格が最悪なので、騙し騙されるタイプのゲームが合っている気がします。ブラフゲームの傑作、『スカルル』が上手そうです。

全部、髑髏カード出してきそうです。これならお互いの手が触れないで遊べるのもポイント。

両面宿儺(すくな)におすすめ

宿儺さんはチーム特級呪霊の一員ではありませんが、少年院で伏黒くんとゲームじみた戦い方をしていたので、ボードゲームへの適性がありそうな気がします。

そんな宿儺さんは力による序列を何よりも重んじる人なので、『キングオブトーキョー』なんていかがでしょうか。

大怪獣になって、トーキョーをぶち壊すか、他の大怪獣を全部薙ぎ倒したら勝ち、という力で全てが決まるゲームです。サイコロを振るだけでゲームが進むので、宿儺さんくらい短気な人でもサクサク遊べることでしょう。

以上です。呪霊のみなさまにおかれましても、よきボードゲームライフを!

ナイスプレー!