推しゲームを推したい人のための1000字で書けるエキサイト文法
ふとnoteのダッシュボードのPVランキングを眺めていたら、一番読まれているのはボードゲームの作りかたnoteだったんですが、次に読まれているのはゲームを紹介するnoteでした。しかも、ボードゲームデザイナーのnoteなのに、デジタルゲームのやつ。
こういうnoteは他にもいくつか書いていて、毎日そこから何かしらゲームが売れてるくらいには評判がいいです。そこで、その文法を言語化すればゲームについていい感じに紹介してみたい人が増えるのではと思ってまとめました。エキサイトした気持ちから書き始めるので、エキサイト文法と呼んでみます。
エキサイトしている気持ち
最初は自分がいかにそのゲームにエキサイトしているかを書きましょう。たった一言でもいいですし、多少の自分語りが入るのもいいかもしれません。
なぜ書くかというと、エキサイトしている人とエキサイトしていない人、どちらが勧めるゲームを遊びたいかを聞かれたら大体の人は前者だからです。だから導入で、自分はエキサイトしている側の人間だと熱く伝えましょう。ただ、長すぎるとウザいかもしれません。200字以内くらいにしましょう。
タイトルの概要説明
エキサイトしていることが伝えられたら、自分がエキサイトしているゲームの基本情報を書きましょう。ここではエキサイトする気持ちをいったん抑えて、“どんなゲームなのか”を誰が読んでも分かるように辞書的に説明しましょう。うまくまとまらないなら、キャッチコピーを載せてみたり、公式サイトのリンクを貼ったり、説明文を引用するくらいでも。
なぜこれを書くかというと、まだ読者はあなたのエキサイトする気持ちについて来られてない可能性が高いからです。気持ちがあるのは分かりました、だけどここできちんとスタートラインを設定することで、「この人は勢いだけじゃないな」と安心して続きを読んでもらえます。
どこでエキサイトするのか
ここまでの下準備が済んだら、あなたがそのゲームでエキサイトしたポイントを抽出して説明しましょう。シーンでもシステムでも。がんばって1つにしぼります。
注意しなければならないのは、まだエキサイトする気持ちをテキストに乗せすぎないこと。ここでもすべきは、あくまで説明です。そのポイントでプレイヤーは何をするのか、などといった仕様を書くつもりで。
きっとあなたのエキサイトはこの時点で自然とにじみ出るでしょうから、それで十分です。
なぜエキサイトするのか
ここまででやっとあなたのエキサイトを伝える準備ができました。すでに説明したエキサイトポイントのスペックを踏まえて、それがどういう風に自分にぶっ刺さったのかを存分に書いてみましょう。
もし知識があるなら、客観的にエキサイトしてしまう理由を分析してもいいですが、ここまで冷静に物事を伝えることもできたあなたが、押さえきれなくなった感出るほうがいいんじゃないかと思います。
買って遊んでほしい!という熱い気持ち
最後に、自分がエキサイトしているゲームをぜひ、読者にも勧めましょう。書いた記事からゲームを買ってもらえるって、最高ですよ。
ダメ押しの一言と購入リンクです。設定してあるならアフィリエイトにしておくと、売れたときに分かるので便利です。
↓購入リンクはnoteだと、こんな感じで出せます。
以上、まとめると下記のようになります。200字ずつを細切れでもいいから書いて、見出しで区切るか接続詞でつないで、大体全部で1000字くらいになればいい感じじゃないでしょうか。
・エキサイトしている気持ち(100〜200字)
・タイトルの概要説明(200字〜)
・どこでエキサイトするのか(200字〜)
・なぜエキサイトするのか(200字〜)
・買って遊んでほしい!という熱い気持ち(100〜200字)
自分じゃない人に何かをしてもらうためには、自分の中にあるエキサイトをおんなじくらいに感じてもらう必要があるので、その手段としてテキストを選んだときに伝えるべきことは大体こんな感じかと思います。それがエキサイト文法です。
ナイスプレー!