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チョンマゲって何でああなった?

おはようございます、ジジデザのなかちゃんです。
”怖そう”と言われていた私が、”優しそう”と言われるようになりました!
印象を変えるために行ったアレコレを紹介しています。

今日は”チョンマゲって何でああなった?”

今日はチョンマゲの謎を解明していきます~
え?みんなも気になるでしょ?あのてっぺんのつるつる部分。
あそこは月代(さかやき)っていうんですが・・・
いる?あれ?
文化的にもオシャレか?
世界中でもかなり珍妙な髪型じゃない??

ということで、日本男児の髪型の遍歴が以下の写真です。

ちょんまげの変遷-1

室町時代!アナタまでは毛があったのね!
でも室町時代3つあるし、1つは髪があるけどもう2つは無い・・・

ここに秘密がありそうですね。

では、問題です。
室町時代に活躍した、室町時代を滅ぼした人は誰でしょう?
正解は織田信長です。
信長出てきちゃった時点で嫌な予感がするでしょ?笑

室町時代は群雄割拠の戦国時代です。
武士がかぶる兜は鉄製です、鉄板をかぶっていると思うと暑いですよね。
武士たちもそれはそれは暑かったらしく髪を切りました。
ですが、武士たちは兜以外にもかぶらなければいけないものがありました、それは烏帽子(えぼし)です。

画像2

これね、今でいうヘアピンで固定してあるんです。
ヘアピンって髪の毛に刺すので髪がないと烏帽子がかぶれないんです。

さぁ困った。
鉄板で作った兜はかぶっていると暑くて、髪の毛が邪魔
公式の場では烏帽子をかぶらなければならないから、髪の毛は必須
さぁどうしよう。
そうか!てっぺんだけ髪の毛が無くなればまだ涼しい!
という流れで月代(さかやき)ができました。

月代(さかやき)これはね、剃るイメージだと思いますが最初はかまぼこ板のような木の板で髪をはさみ抜いていたそうです。
もー考えるだけで痛い!

ここで出てくる疑問は「カミソリはなかったの?」ですよね。
カミソリはね、あったの!
でもね、僧侶が使っていたんです。
(お、ここで信長臭がしてきたぞ?)
僧侶は、髪は煩悩が宿る依り代に見立てていたので、僧侶たちは髪の毛を剃っていました。
僧侶は御仏に仕える方々です、その僧侶の使う道具は《仏具》として神聖なものです。
なので庶民が気軽に使えるものではありませんでした。

でも、もうカマボコ板で毛を抜くのは痛い・・・
痛くなさそうなカミソリってのもあるけど仏具だし・・・
っていう皆の遠慮を
「ええやん、剃らせろや!」
として使い始めたのが、我らが信長です。
信長、合理的で短気で好き。笑

ということで《兜暑い・でも烏帽子のために髪の毛必須》の問題は《仏具でカミソリで髪の毛を剃って月代(さかやき)を作る》ことで解決しました。

そして、これでみんなが知っているチョンマゲができました。👏

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また明日~👋

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