ベレー帽のおじさん

一部上場企業(外食産業)の中間管理職として日々奮闘しております。知見の高い皆様に学ばせていただきつつ、自分自身が感じたこと、共感していただきたいこと、伝えたいこと、これからの食産業を更に発展させるために少しでも尽力出来る様に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

ベレー帽のおじさん

一部上場企業(外食産業)の中間管理職として日々奮闘しております。知見の高い皆様に学ばせていただきつつ、自分自身が感じたこと、共感していただきたいこと、伝えたいこと、これからの食産業を更に発展させるために少しでも尽力出来る様に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

最近の記事

「消費」や「浪費」は人生の中で本当に無駄なのか??

どうもkaga.skywalkerです。 『コロナは憎んでも、豚マンはにくまん!』 というキャッチコピーを添えて、福島県いわき市にある中華店が、市内の病院4施設に合計500個の豚まんを配られたそうです。 飲食店の経営者ということは今の時期絶対苦しいはずなのに、とても素敵で男気のある取り組みですよね。 店長の吉野さんは「そんなときでも、病院で働いてる皆さんに美味しいものを食べてほしかった。うちの豚まんはボリュームがあるので身も心も元気になってもらえたら」と語っており、自

    • 普遍性の高い共通点を見つける重要性

      本日は『物事の本質を捉える』考え方について記事を書いていこうと思います。 さっそく結論から言うと”物事の本質を捉えるには、普遍性の高い共通点を見つけることが重要”ということです。 それでは説明していきましょう。 常識を疑う冒頭の時事ネタでも触れましたが、コロナ収束により街には活気が戻ってきました。 しかし多くの有識者が提言していた「アフターコロナの社会は激変する」という意見に対して、疑問を持っている人は少なくないのではないでしょうか? 会社に出勤することなくテレワー

      • 選択肢のありすぎる人生

        本日は『選択肢がありすぎる不自由』についてです。 ロバート・チャルディーニという博士が『影響力の武器』という書籍を執筆しているのですが、その中で人間の意思決定に関するある実験が紹介されています。 ジャム売り場の実験その実験とは、スーパーのジャム売り場でジャムの種類を変えると購入する割合も変わるというもので、 ”パターン① 24種類のジャム→購入数3%”  ”パターン② 6種類のジャム→購入数30%”  と、ジャムの種類を減らすことで販売数が10倍も上がったというもの

        • ヒーローズジャーニー

          本日は『ヒーローズジャーニー』というテーマです。 そもそもヒーローズジャーニーとは心理学に基づいた”ストーリー作りのフォーマット”のことで、ハリウッド映画などで用いられる鉄板の雛形です。 いやいやいや、ストーリー作りとか興味ないから!と大半の方が思われたかもしれませんが、しかしこれが結構役に立つんですよ。 『ヒーローズジャーニー』というタイトルから想像できる通り、ベースは”英雄になるまで”のシナリオです。 そこで、まずキーとなる役割が8種類必要なのですが、ここでは

          ドライブスルー八百屋

          本日はここ数日話題を集めている『ドライブスルー八百屋』についてです。 ドライブスルー八百屋はその名の通り、ドライブスルーで商品を購買できる八百屋のサービスです。 提供しているのはフードサプライという東京の青果卸売業者で、新型コロナウイルスの感染リスクとなる”人同士の接触”を減らすことを目的に4月7日よりこのサービスをスタートしました。 利用者からは「とても便利」や「買い物が快適」といったサービスそのもに対して好意的な声が多く、1日で1,000セット以上を販売するなどちょ

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          選択理論「事実」と「解釈」の違い

          本日のコラムは『選択理論』について記事を書こうと思います。 選択理論とは精神科医のウイリアムグラッサー博士が1965年に提唱した行動心理学です。 行動心理学といってもコールドリーディングやバーナム効果(インチキ占い師が使うやつ)みたいに、人を操る極意とかではありません。 『人間の脳の働き』について説明した理論で、どういう考え方をすればより幸せな選択ができるか?という、自らの行動をより洗練し効用を高めるための考え方です。 コロナの影響などを受けて現状目線が下がってしまっ

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          イチローの教え

          今日は僕が愛して止まないイチローの教えです。 エピソードが沢山ありまくるのでどれを話そうか迷いますが、今回は第1回WBCの時の話をさせてもらおうかと思います。 WBCとは国対抗で野球世界一を決めようという大会で、サッカーでいうところのワールドカップと同じです。 なので、海外(主にアメリカのメジャーリーグ)で活躍している選手も『チームジャパン』としてユニフォームを着るのですが、これはあくまでも『国の誇りを掛けた戦い』であって全く収入にはなりません(優勝すれば幾ばくかの賞金

          計画を立てる意味

          今日は『トップエリートほど当日使わないプレゼン資料を作り込む』という記事から抜粋させて頂きました。 僕も研修などを行う時の資料は結構作り込む方です(自分をトップエリートなどとは思っていないのでそこは悪しからず…) オリジナルの研修をサラから作ると完成までに大体30時間ほど掛かります。 確かに効率は悪いのですがこの時間を無駄だと感じたことはありません。 でも僕の場合は、プレゼン資料の作り方を独学で学んできたので、うまくいった時の研修作りを型にしていったら自然とこういうス

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          「さきめし」というサービス

          今日は『さきめし』というサービスについてです。 僕もこのサービスのことは全然知らなかったのですが、昨日の夜にA君から「これやりましょう!」と熱意たっぷりのラインをもらって知りました。 気になって調べてみたのですが、なかなか面白い!というか素敵なサービス!なので、皆さんにも飲食業界で働いている仲間として、その存在を知ってもらいたいと思い共有させていただきます。 そもそも『さきめし』がどういうサービスかというと“ごちそうさまの先払い“をコンセプトに、潰れて欲しくない行きつけ

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          賄賂を渡すトンカツ屋

          今日は『賄賂(わいろ)を渡す』奈良市のトンカツ店という、ちょっとユニークな内容です。 元々定食屋として営業していたお店ですが、このコロナ渦で外食需要が縮小しているため、他店に倣って一時的にお持ち帰り専業に切り替えることを決断されたそうです。 元々お持ち帰りも併用して営業はしていたので、レジに『お持ち帰りメニュー』を印刷して並べていても、なかなかメニューを持って帰ってもらえないことが多く“何か工夫が必要だなぁ“と感じている矢先でのお持ち帰り専業への切り替え。 店主はこの店

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          大阪のレストラン『HAJIME』を経営されている料理人・米田肇さん

          今日はコロナウイルス蔓延の状態でも奮闘している大阪のレストラン『HAJIME』を経営されている料理人・米田肇さんのお話です。 お店を開店してからわずか1年5ヵ月という史上最速でミシュラン3つ星を獲得するという離れ業をなし遂げた人で、彼の食産業に掛ける想いに胸を打たれたので内容をまとめて共有させて頂きます。 米田さんのコメント「皆さんもご存知のとおり、新型コロナウイルスの影響により、経営的に持ち堪えられない飲食店がどんどんでてきています。日本政府は観光において、日本の”食”

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          自分の存在意義

          おつかれさまです!未来ってどうなるか分からないですね。 昨日の時点では『こんなはずじゃなかった』ってことが、平気で起こるのが現実です。 緊急事態宣言が出て、休業期間も地域によっては更なる延長があると思います。 それでも日々は続いていきます。 ダーウィンが進化論の中で言ってました。 『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』 名言ですね。 対応していきましょう!生き残るために!なるべく昨

          痛いことをいってくれる人はいますか?

          先日、美容室を辞めて今月独立をするAさんのお話を聞かせて頂きました。 オーナーは『本当は喜ばしいことだけど、円満退社ではなかったため独立を応援できない。』という心境を吐露しており、理由を聞くと退職の半年ほど前から独立のことしか考えておらず、部下の教育や会社の仕事を一切やらなくなってしまったとのこと。 既に独立されているOB社員の方々は『最後まで筋通さなきゃダメだよ』と指導してくれていたそうですが、Aさんの独立を支援する仲間(オーナー目線からすれば、社員として堕落したAさん

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          ネットフリックスからの学び

          Amazon primeやDisney plusなど様々な企業が凌ぎを削っていますが、業界の長としてトップの座に君臨しているのはNetflixです。 20年も前から動画ストリーミングサービスに着手し、業界を牽引どころか作り上げてきました。 当然立ち上げ当初は誰の理解も得られず挫折の連続だったようですが、中でも最大の強敵として立ちはだかったのがブロックバスターというレンタルビデオショップ(日本でいうTSUTAYA)です。 当時はまだインターネット黎明期で、パソコンやテレビ

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          老子の論語から学ぶ青春

          本日はキャリアについてです。 あなたは不意に「あの頃に戻りたい…」なんて口にしてることはありませんか?? 社会人の82%が学生時代に戻りたいと回答しているというデータもあるように、もしかしたらあなたもきっと華やかだった過去に戻りたい願望を持っている1人かもしれません。 その最たる理由が『青春』という言葉です。 青春と聞くとどんなイメージを持たれますか? きっと中高生の淡い恋心だったり、部活の汗まみれの姿だったり、大学のサークルで思いっきりハメを外した夜などを思い出す

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          政府の全世帯マスク配布について

          政府が全世帯に2枚ずつ布マスクの配布を行う決定を下しましたね。 皆さんはこの発表を受けてどう思いましたか? 世論はご存知の通り誹謗中傷の嵐です。 社会学者の古市氏は皮肉たっぷりにマスクを2枚顔面に付けた写真を投稿し、作家の百田氏も「エイプリルフールのつもりか」と反発する始末。 安倍政権の低脳振りを露呈する形になってしまいました。…と報道されていますが、果たしてそうなのでしょうか? 確かに、緊急事態宣言を早期に発令した中国がコロナウイルスの封じ込めに成功したことや、全

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